競技会に出るためには、犬に正確な作業を求める必要があります。
一度の声符(キュー)で犬は意欲的に集中して直ちに作業をこなさなければならない。
それには犬はハンドラーの一挙手一投足に注意深くならなくてはならない。
犬にとってその作業が楽しくてそれを行うことで満足感と自信が生まれなければならない。
では、どうしたらいいのか?
楽しむことです。
犬と一緒に楽しむ。
長い間、犬のトレーニングをしてきましたが、実は悩むことも多く、練習方法の間違いという後悔に苛まれることもありました。
その気持ちを犬に伝えて、「だからこうしてよ」と。
どんなに犬の気持ちに負担になるかを知らなかった。
それでも頑張って答えてくれるのが犬たちです。
今は楽しければ大丈夫と思っている。
ただ、遊ぶとか盛り上げてキャッキャするわけではない。
できないときこそ楽しめるように工夫する。
「きっとできる」
「大丈夫」
犬たちは素晴らしい!