先日、川遊びにパートナー犬と行ったときのこと。
河原にいた若者たちが、口々に「カッコいい」「おとなしい」「ああいう犬飼いたい」など言う声が聞こえてきた。
普段あまりサービス精神旺盛でないのでささっと声が掛かる前に通り過ぎてしまうのですが、この時は若者たちの雰囲気が良かったので、声をかけやすいようにゆっくりと前を歩いた。
一人の若者が「触っていいですか?」と声をかけてきた。
「どーぞ」と言うと、パートナー犬は若者のところにサッと寄っていき大人しく撫でてもらって満足そう。
すると別の若者が「自分も触ってもいいですか?」と。
仲間が触ってたら自分も許可されたと思って近寄って撫でるのかと思えば、ちゃんと一人づつ声をかけてくれて、一人が撫でてる間は他の若者は待っている。
時々、犬に対する子どもの親に対してムッとすることも多かった。
犬は自分の子どものおもちゃか情操教育の道具みたいに思ってる人も多かったから。
でも、最近ではそういう感じで近づいてくる人が減ったような気がする。
犬に対してなのか動物に対してなのかわからないけど、教育が変わったなぁと思う。
5年前にある企業の歯科検診のお仕事をお手伝いさせていただいた時、20代30代の方々の虫歯の罹患率がものすごく低くて、オール健全歯という人がほとんどだった。
これが40代以上になると虫歯や歯のない人が出てくる。私が歯科で仕事をしてた頃の30年前は20代でも虫歯はあった。
この時、私たちが歯科予防に取り組み、巻いた種が今に生きてると思うととても感慨深いものがあった。
犬の訓練やトレーニングも23年前は家庭犬としては珍しいものでしたが、今は犬の教育が進んできてる。
若者たちの対応に感動しつつ、静かに身体を預けて寄り添う我がパートナー犬を見て、より犬のトレーニングの重要性を感じたのでした。