Having FUNのトレーニングでは、早い段階でノーズワークを取り入れています。
犬が鼻を使うことは本能として知っています。
しかし開花させないと鼻がクローズしている子は意外と多いです。
開花していない子に何か匂いを探させようとしても目を使って探そうとして、鼻を使おうとしません。
なぜ鼻を使わせるのか?
本能を使うことで犬にとってはとても自然な、なおかつとてもワクワクするアクティビティになります。
探し当てた時は、高揚感がありできたという自信にも直結しやすいです。
そしてもっとも重要なのはグッと集中することと自己コントロールができないと探せないことにあります。
最初はうまく探せてたけど、少しすると探せなくなる子がいます。
これは探すことが楽しく高揚感が高まりすぎて、「探せ」などのキューを出された途端に一気にボルテージが上がってしまい鼻がクローズしてしまったためです。
そのような状態で練習をしてると一気に自信がなくなって探すことに意欲を持てなくなってしまうこともあります。
本能を使うので簡単なようですが、本能というものはとても繊細です。
グッと集中する力を引き出してあげることで、自己コントロールもできるようになってきます。
この力はどのようなトレーニングにも必要になってきます。
よい家庭犬としても、オビディエンスやアジリティー、ディスク…全てに通ずるものがあります。
そして探知犬のようなお仕事をする犬の基礎にもなります。
なので早い段階で取り入れています。