犬に「前進」を教えるとき、一般的に前方にボールなどを置いてそこへ向かわせる方法があります。
犬は真っ直ぐに前方へ行けばボールがあると理解し、全速力で向かいます。
私のパートナー犬はボーダーコリーなのですが、他の方たちに話しを伺ってもこの方法でうまくいかないボーダーコリーは多いように感じます。
これはボーダーコリーの特徴的な動きによるようです。
ボールに対して羊にするようなスニーク(ひっそりとにじり寄る)してしまうという問題。
そしてボールに対して羊と同じように回り込むという問題。
そこでターゲットとコングを使用しました。
コングはノーズワークのインディケーション(臭源を教える)を作る時に見つめることを教えてあります。
そこでターゲットの先にフェンスなど壁を使ってそこにコングを設置します。
こんな感じで作っていきます。
犬の持ってる特性に合わせてトレーニング方法を変えその子にあったやり方で教えて行くことはとても大切です。
ぜひ犬種の持つ特性を理解して向き合う事から始めてみてください。