5月8日のGW最終日、静岡県の掛川までプチ遠征してきました。
結果、オビディエンス1 1席 304.5点 ノーミス
でした。
当日はとても暑くて、地面の照り返しも強く待機できる場所もなく、グランドの隅にあるせまい木陰で順番を待ちました。
1番目だったので、本来ならリンクサイドで出番を待つところですが、暑いので木陰で待機。
木陰から50m、リンクまでは距離があったのですが、呼ばれて焦って走ったりするとうまくいかないと判断。
時間をかけてリンクサイドまで調整しながら歩いていった。
リンク脇でジャッジに出陳番号を確認されている間、端午はリンク外とリンク内の違いをわかってきたのが見て取れた。
リンク内がいつもと違うとどの犬も経験していくとわかってくる。端午もそろそろわかってくるだろうと予測はしてた。
その前にリンク内ではしっかりやらなければならないという経験をさせたかった。
リンク内ではオモチャもオヤツも出ない。
だから手を抜く犬も多い。
人にとってもリンク内は心地の良い空間ではない。
犬にとっても同様。
練習ではハンドラーと犬の世界を作れてもリンクではジャッジやスチュワートに仕切られる。
そんな中で集中してできるという経験が犬も人も必要だと思った。
今回はその辺がしっかりできたのではないかと思う。
訓練の精度ばかりに目がいってしまいますが、競技には犬のメンタル面や体調、環境による影響など考慮すべきことがたくさんある。
そして何より、今できてることの結果が競技でのできに繋がってる。
だからいつもの練習と集中や意欲、精度の質が落ちても、リンクに立ったら認めて評価してあげなければならない。
いつもの作業ができるように助けたり犬がやりやすいように補助することでは決してない。
リンクに立ったら一人と一匹の共同作業だから。
次は来シーズンにオビディエンス2に挑戦します。
夏の間は、競技で足りなかった部分や新たに挑戦する部分を一つ一つ練習していきます。