心動いた北陸の旅2 | ハブ ア ナイス doi! その3

ハブ ア ナイス doi! その3

日々の暮らしの中で、やったこと、おもったことなんかを綴ってゆきます。

福井南条SAで恐竜と戯れたら



次に石川県に入っていきます。
このあたりから海沿いの防風林の横を
快適に走ってゆくのです。
最後の休憩は徳光サービスエリアに入りました。
ここはねえ、海に近いので気持ちいいところだったのですが、
今は海岸は結構ゴミだらけ、
咲いている本当のハマナスを眺めて



すぐに出発しました。



海沿いを走ると、遠くに学生時代によく登った
金沢の山手の医王山がよく見えてきました。
あ~いよいよ到着ですね。
家を出てから4時間半くらいでした。

金沢西で降りて山手に向かってゆきます。
まず、一番最初に向かうのは
そのお世話になった喫茶店で、
そこは金沢の台所である近江町の市場の
そばにあるお店です。
あとの旅の経路も考えて車は
兼六園横の安い駐車場にとめて、
街中を色々とミセスに案内しながら
てくてくと歩いてゆくことにしました。

歩きながらああ、ここには昔雀荘があったのになあとか、
ここは狭い道だったのに広くなってるぞ
とかいいながらミセスに説明します。
何の感慨もないのでしょうが、
まあこちらが懐かしく
歩いているんやなあと実感したでしょうね。



過ごした青春時代を思い出しながらの
懐かしい散歩だったわけです。

まず近江町市場に入りました。
昔は魚屋さんとか多かったのに、
いまは一大外食商店街ですね。
店先のメニューを見ていると、
海鮮丼が3800円とかしていますよ。
豪華なのは5000円くらいします。
まあ貧乏学生には近寄れないような感じですね。
どこかにいい店がないか、喫茶店で
おすすめを聞いてみようということで、
さっそく喫茶店に入ってゆきました。



中に入ると客が二組いますが、
店長はおりません。
あれと思っていたら、カウンターのところに出てきはりました。



「おお~、久しぶりやねえ」と声がかかります。
こちらは帽子もかぶっているのに
よくわかるもんだと感心しましたよ。

いきなり「女房が亡くなってなあ」と言ってきましたので、
そのお悔やみできたんやでと告げ、
用意してきた線香のセットを渡しました。
店の横が実家なんです。
だから喫茶店なのでにおいの少ない線香を選んで
持っていったのです。
お店に流れたらいけないからね。
と書いてはいますが、
実は車の中でにおいが立ち込めるのも
あかんやろというdoironの配慮もあったわけです。

急な病気で亡くなったとのこと。
しかも、ことしになってから
99歳の母親もなくなったので
バタバタやったそうです。

2人とも葬儀は家族葬でひっそり行ったそうです。
息子は遠方に出ているので、
今は店長も一人暮らしの様です。

ああ、学生の頃はこちらが一人暮らしで
お世話になったのに、今は向こうが
一人暮らしって、人生って本当にいろいろあるものです。

一緒に来てた友達も愛媛で亡くなったしなあ。
たまに来るほかの同級生も本当に
いろいろあったみたいやと話をしていました。

このあと海鮮丼でも食べに行こうかなと言ったら、
刺し身買ってきてご飯あったら
もっと安くてうまい海鮮丼ができるでと言ってました。
相変わらず、元気で気さくな店長でしたね。

とにかくお互い年も取ったので
(店長は四、五歳上だと思います)
気を付けて元気に暮らそうと
店をあとにしたdoironだったのでした。

続く