カナダでアロマ講師&LANI™ヒプノをしている Holistic healing Soul essenceの Keikoです。
私は、怒りを感じると「声」を出す事ができません。
それは、「母に対する怒りの感情の抑圧」だと、言う事を知りました。
昨年末に受けた「セラピスト腕磨き講座=BU講座」で、
LANI HOLISTIC ACADEMY OF CANADA(以下 LHAC)代表 Sakiから、
母に対する、怒りの解放の「LANIヒプノ™ インナーチャイルド」を受けました。
実は、セッション前に「怒りが出てきたらどうしよう」と、
怒りを感じるのに、とても抵抗があったのです。
抵抗があったものの、「母に対する怒りの解放」をしたので、私の中には「怒り」はもう無い
と思っていました。
でも、あれがきっかけで「抑圧」が、とれかけただけでした。

自分は、「怒りを抑圧していない」と、ずっと思っていました。
幼い頃「感情が激しい」と、言われ続けられたり、時には怒られました。
裏を返せば、親から「感情を感じるな」と言われているのと同じです。
でも、出てきてしまった感情を感じるな、と言われたら「抑圧」するしかないのです。
感情を感じるのは、人間として当たり前の事です。
当たり前の事ができなかった、それをする事を許してもらえなかった。
言い換えれば、「おしっこがしたくて、もう膀胱がパンパンなのに、させてくれない」
という事と、同じです。
それって、 とても辛い事ですよね。

私は、「自分がとても辛い子供時代を送った」と、自分で認めたくありませんでした。
だって、世間一般に言う、暴力をふるわれたわけでもないし、
邪魔に扱われたわけでもないし、
親に見捨てられたわけでもないし、
でも、「おしっこをしたいのに、する事を怒られていた」
こんな当たり前の事をして、怒られていたなんて、
これでは、「当たり前な事をする」という事すら、諦めてしまいます。

今、自分が親になって、子育ての大変さが分かると、
母は、「ああするしか無かった」「母も一生懸命だった」と、
自分に言い聞かせていました。
でも、そうすると、自分に対して「罪悪感」の矢を、向けてしまうのです。
「自分も母になったから、今では、母がどれだけ大変だったかわかる」
「母の苦労がよくわかるから、母を責めてはいけない そんな事を思う方が悪い」
などと、母親の苦労を、理解したかのように思えて、
自分の中にあった、母に対する嫌な思いを、既に解決したかのような
錯覚に陥ってしまうのです。
母が、私に対してとった行為や言葉で、私が不快になった、という「事実。」
その不快な事に対して、私が、母に対してとった行動や言葉、という「事実。」
感情を、ずっと抑圧して自分を苦しめてきた、という「事実。」
抑圧しながら頑張って生きてきた、という「事実。」
母も、そうする事しか知らなかった、という「事実。」
事実を「事実」として受け入れると、そこには、「何が正しいくて、何が間違いか」
という事は、生まれてきません。
ただ、ただ、「これが事実だった」と、受け入れることで、全てを許す事ができるのです。
全てとは、
「行為も、言葉も、母も、自分も、そうなった環境も、状況も全て許す」のです。
今現在、怒りを感じる事に対して、とても恐怖があります。
だけど、その怒りを持ち続ける事に、もっともっと、恐怖を感じます。
誰かが、何かが、私に「怒り」を与えてくれたら、
それは、「怒りを解放する」チャンスだと、
自分に「怒りを感じても良い許可」を与えていこうと思います。
それでは皆様、素敵な一日をお過ごし下さい。
読んでくれてありがとうございました。
「沢山の人達とシェアができれば」と思っています。
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