カナダでアロマ講師&LANI™ヒプノをしている Holistic healing Soul essenceの Keikoです。
日本は、お彼岸ですね。
お彼岸と言うと、おはぎを思い出します。
母の手作りのおはぎも、それなりに美味しかったのですが、
祖母の手作りのおはぎは、格別でした。
毎年、「おはぎ」が食べたくて、お彼岸には、父と一緒に
祖母を訪ねていました。
祖母のつくるおはぎは、中の餅米をギューっと握りしめてあって、
大きさの割に、1つでお腹いっぱいになってしまうのです。
それでも、毎年「おかわり」をして、頂いてました。
今では、その「おはぎ」を口にする事は、できません。

最後に祖母にあったのは、10年以上も前の事です。
今でも、鮮明に覚えているのは、
明治、大正、昭和、平成を生き抜いた、大きな手と、
とても優しい笑顔。
そして、もちろん「おはぎ」の味。
とても素朴な味なのですが、それがまた、祖母の人柄を表しているのです。
時代背景から、決して楽な人生を、送ってきたとは思いません。
大震災も、2つの大戦も経験した人です。
祖母の「おはぎ」からは、その時代を、生き抜いてきたという
「自己の誇り」と、「前を歩いていこう、という勇気」と、
そして、大きな、大きな優しさと、厳しさが一緒になったような愛を、
感じていたように思います。

祖母の事や、おはぎの事を思いでして、
「セピア色をした古いアルバム」をみて、懐かしくもなり、せつなくもなり、
そんな、感覚を味わっています。
おはぎを頂いて、「ごちそうさま」は、言ったことがあっても、
「おはぎを、今年もつくってくれてありがとう」とは、言った事がありません。
「おばあさん。毎年、おはぎをつくってくれてありがとう。
おばあさんの作ってくれるおはぎは、一番美味しいよ。
また、来年もつくってね」
今更ですが、こんな言葉が、「祖母に伝わっているといいな」と、思います。
今、感じている事。
いつも自分が思っている感謝の気持ち。
伝えられる時に、伝えたいものです。
仮に、伝えられなくても、いつでも、どんな形であっても
「感謝の気持ち」「伝えたい言葉」というのは、
相手に伝えられるものだと思います。
それでは皆様、素敵な一日をお過ごしください。
読んでくれてありがとうございました。
「沢山の人達とシェアができれば」と思っています。
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