カナダでアロマ講師&LANI™ヒプノをしている Holistic healing Soul essenceの Keikoです。
震災から、一年が経ちました。
ちょうど一年前に、「LANIヒプノ™セラピー」を習っていた頃です。
まだまだ、感情に強く蓋をしていた私は、震災の映像を見て、
涙を流すのに、かなりの時間がかかったのを覚えています。
今日の聴講は、LANIヒーリング™のデモを見てきました。
LANIヒーリング™を、実施する前に、ちょっとしたゲームをしました。
それは、クリネックスに各々の名前を書いて、そこに自分のエネルギーを
送り込むのです。
その後、クリネックスを箱に入れて、1つ取り出します。
そして、そのクリネックスから「どんな事を感じるのか」を、
紙に書き出します。
私のエネルギーを感じた1つに、こんな事を言われました。
「昔懐かしい映像で、その思い出を手放したい。でも、持っておきたい。
なんだか、とても切ない感じ」
その映像は、私の祖父母の家がある街で、中学校にあがるままで、
夏休みは毎年、そこに遊びに行っていました。
とても楽しみにしていた、家族行事だったのですが、
父だけが、仕事の都合で「先に帰宅したり、後から来たり」と、
その部分が、とても嫌だったのを覚えています。
そんな懐かしい話をシェアしたら、切なくなる決定的な事を
思い出したのです。
祖父母の家に行く楽しみの1つに「従姉妹達と市営プールに行く事」でした。

私の祖父母の家は、震災にあった場所です。
幸いにも、誰も怪我は無く、被害もそれほど大きなものでは
なかったようです。
その、沢山の楽しい思い出のある「市営プール」は、
津波で流されたと、聞いていました。
更に、私が生まれ、生後1年程住んでいた町は、津波の被害にあって
昔の面影は全くない状態だと思います。
自分の「潜在意識」の中に残っている大切な思い出が、
予想もしなかった震災で、無くなっているのは、
とても悲しい事です。
私の「潜在意識」は、それをずーっと私に伝えてたのでしたが、
私は、それを全く気づく事はできませんでした。

実は、それを聞かされたときも、「悲しい」
事だと受け入れられなかたのです。
今日の聴講は、一日中「何一つ受け入られなかった」
自分の中に、もの凄い「抵抗」がありました。
それも、「言われるまで」気がつかなかったのです。
気がついていたのは「言葉が入ってこない違和感」
でした。
言葉に霞がかかって、何一つ体に染みてこないのです。
人って「抵抗するとこういう状態なのか」と、
再度確認した感じです。
なぜ、「抵抗」しているかは、分かりません。
でも、自分の中に「何かの恐怖」があるからだと思います。
その恐怖をなくすのは、つべこべ分析しても、何も分からないなら、
「今できる事を行動すること」
あの、「抵抗」の強い自分に戻るのは、もう嫌です。
苦しいですから。
私にできるのは、今の状態を認める事。
人からの言葉を、しっかりと聞いて受け入れる事。
これを実行するしかないと思いました。
それでは皆様、素敵な一日をお過ごし下さい。
読んでくれてありがとうございました。
「沢山の人達とシェアができれば」と思っています。
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