次男のクラスのお手伝いで英語の時間に参加しました。
私が割り当てられたのは10分でやる切り貼りワーク。
アルファベットをなぞって、切って貼ってと忙しい。
どんどんグループを回して行くので、
ゆっくりな子に「じゃ貼っていこうか」など
声かけしていた時に、子供から
「Why should I do this so fast.」
と言われ思考が止まりました。
なんでだ、なんで早くしなきゃなの？
日本では当たり前のように、時間内に効率良くと急いでました。
でも、この子が言うように例え時間内にできなくても、
ゆっくり色を塗ってもいいのかも。
自分に染み込む日本の考え方にびっくり。
同じように私の中の窮屈な日本に気付いたことがあります。
消費について。
日本にいた時は、家電から洋服・雑貨に至るまで
新しいものがどんどん出て宣伝され
買え買えと迫ってくる。
消費することが裕福なこととされている節あり。
オーストラリアに来て最初にびっくりしたことは
欲しいものがない。新作なんてそう出ない。
なぜなら既にみんな持ってるもので満足してるから。
どうもオージーは最新式の物など興味があまりないらしい。
自分が持ってるもので幸せならば
それで十分。
ホリデーもお金をかけて海外に行くのもいいけど
近くのビーチや湖付近でキャンプして
大好きな家族とゆっくりと時間を共有するのが
お気に入り。
お店も基本6時にはお終い。
働く人も家族との時間が必要だから。
オーストラリアに来てから
日本の常識が全てじゃないことを知りました。
おおらかなオーストラリア。
拒否していたのは私だったんだな。
今ではやっと受け入れられるように。
12年かかりましたが、第一歩です。
近所のカフェの犬人オブジェはまだ理解できず・・。