上棟式の価値は変わらない | hauz-design-web-log

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株式会社ハウズデザインの
デザイナーのブログです

只今新築在来木造住宅
一軒丸ごとレビュー中!!

と、言う事で
前回から更新が空いてしまいましたが、
今回は上棟式の模様です。

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施主様の御希望が無い限り、
昨今はこのように簡略化して行います。

神主さんをお呼びしても良かったんですが
まぁ、アットホームな雰囲気で、
仲間内と施主様家族だけで行うのも
良いんではないでしょうか

昔は上棟式には女性は屋根に上がらない、
人数は奇数で、
などのように
沢山決まりごとが在ったようですが

これも今は簡略化されて、
工事の安全と火の気避けの願いと
もちろん一家の繁栄の気持ちも込めて、
お酒と塩とお米を建物の角に撒く
程度です。


写真の右下の下から2番目のように
鎮火防火の神様が書かれた
お飾り(へいそく や ごへいと言います)を
棟梁に小屋束に結んでもらいます。
これも本当は鬼門に結ぶという事になるのですが、
この案件は2階のほとんどが勾配天井の為
小屋束に取付することになりました。

この上棟式という風習、
外国にも有るってご存知でしたか?
ふと思ったんですが
その場合、誰に祈りを捧げるんでしょう?


日本には八百万の神様がいらっしゃるので、
鎮火防火はそれを司る神様にお願いします。


僕の様な無神論者が増えても、
風習が簡略化されても。

きっとその本質は変わらず、
みんなの安全や繁栄を祈るという
人間の善意が根幹にあるように思います。

そんな素敵な一日でした。

From:Riki