決算説明会を通じた上場会社と株式市場との好循環サイクル | 吉川洋之の企業成長サポートブログ

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先日、ある会社の決算説明会に参加しました。
その会社は、最近東証2部から東証1部にステップアップしており、

今回が、ステップアップして初めての決算説明会となりました。

前回との変化ですが、まず参加者が増えました。

 (当然と言えば当然ですね。TOPIX銘柄ですから)


さらなる大きな変化として、参加者からの「質問の質」が激変しました。
これまでは簡単な業界動向など、

ともすれば情報取り的な質問も多かったのですが、

 (もちろん、これはこれで悪いことではないのですが)
今回は、より的を射た突っ込んだ質問が幾つか出ていました。

説明会の終了後、会社の人達とも話をしたのですが、
「東証1部効果だね!」と喜んでおられました。
一方、「説明会の説明も少し変えていかないとね」とも話されていました。

会社が成長し、ステップアップしたことで、
説明会への参加者が増え、
より質の高い質問が出るようになったことで、
発行会社もIRのさらなるブラッシュアップを考える。
また一つ、上場会社と株式市場との好循環サイクルが生まれそうです。

当たり前のことではあるのですが、

新年早々このようなことを目のあたりにできて、

この仕事に関わっているものとしては非常にうれしく思いました。