それは2021年7月のある日でした。
「明日でお給料払えません」
会社側からいきなり言われたその一言。
聞いた瞬間耳を疑いました。
は？
というリアクションをしました。
正確に話すと複雑なのですが
端的に言いますとコロナの諸々の影響でいきなり仕事を失いました。
ため息をつきながら最早慌てる気も起きず
「ホント最後までいいことなかったな💧」
と思いながら前職を去りました。
そう・・・
コロナ禍真っ只中の昨年、実は失業をしたのです。
前職は業界でもブラックで有名な外資系企業で働いていました。
残業時間も月150時間超えたり、自分の担当現場全部が非常に遠い場所だったりで通勤にも苦労・・・
個人主義が強い･･･というより強すぎる会社で人間関係も良くない職場でした。
同職場の3年以内の離職率100%･･･。
精神を病んで辞めた人や
奥さんに「仕事を辞めて」と言われ辞めた人もいました。
仕事の量があまりに多く、文字通り忙殺される日々を送り、布団に入ってからも仕事のことが頭から離れず
ついには不眠症まで拗らせ、医者からは軽い鬱病とまで診断されました。
しかし、諸事情により休職も出来なかったので耐えに耐え抜いていました。
そんな日々の中、皆さんもご存知の桜井識子さんが当時ブログで
「執筆活動半年くらい休みま〜す✨
のんびりしま〜す」
と伝えたのを見て
「俺も休みてぇよ
マジで死んじまうよコレ💧」
とガックリしながら明け方までPCと向き合い仕事してました。
ついに耐えかねて神棚の神様に話をしました。
「神様、流石に心も体もボロボロです。このままだと冗談抜きで死にそうです💦
識子さんは半年お休みするそうです。
自分も少し休みたいです。仕事に勉強に頑張ってきたけど、流石に走り疲れました。
コロナ禍で仕事があるだけマシかもしれませんが、コレで健康を害したら元も子もないです💦
神様もご存知のとおり、収入が大きく減ると困るので仕事を休むわけにはいきません。仕事の縁でも臨時収入でもなんでもいいので助けてください
」
と真夜中にフラフラの体で手を合わせました。
そして約2ヶ月後、
最初の話に戻るわけです･･･。
意図せずいきなり仕事を失いました。
会社都合退職ということもあり、失業手当もすぐ貰え給付期間もコロナの特例で最長8ヶ月まで延長されました。
「あんなに頑張っていたのに最後はホントあっさりだなぁ」
とか考えながら一気に力が抜けたような日々になりました。
元々、外資で働く前は20代の頃から仕事しながら深夜まで資格取得の勉強に明け暮れ続けた10年間でもあったので
燃え尽き症候群のようになりました
地方在住、就職氷河期、高卒という学歴が影響し20代の頃は、非正規雇用が続いていました。
※兄弟が多かったので高校進学にすら奨学金を借り、大学進学なんて無理でした。
当時から
「女性が結婚する相手に求める理想の年収」
というものが度々、雑誌やネットでクローズアップされたこともあり
以降、自分の年収が低いことがコンプレックスとなり女性を自分から遠ざけるようにしていました。
しかし
「なんとか這い上がりたい」
「このままじゃダメだ」
「もっと稼げるように頑張らないと」
という意思だけは残り続けたのです。
「もっと･･･」
「もっと･･･」
「もっと･･･」
と、自分に言い聞かせながら
転職と勉強を繰り返し
当初250万だった年収は
350万・・・・450万・・・・と増え続け
ついに「女性が結婚相手求める理想の年収」のボリュームゾーンである年収600万円を更に超え、
最終的に年収800万弱にまで到達ことが出来たのでした。
しかし、ようやく届いた年収と引き換えに
健康と時間を失いました。
「こんな思いまでしないと結婚出来ないのか･･･」
と思いながら働いていた矢先
積み上げたものが一瞬で崩れるように昨年、無職になったのでした。
それまで、がむしゃらに仕事も勉強も頑張ってきた人生を振り返り
「なんであんなに頑張ってたんだろ？」
「あんな頑張ってまでなんで結婚したかったんだろ？」
「なんかどうでも良くなってきたな」
「これからは頑張りすぎない人生にしよう」
と力の抜けた感覚の中、のんびり仕事を探しました。
ブラック企業を避けるように慎重に会社を選びました。
嬉しいことに書類選考は割と通りました。
誰でも良く知る企業からも数社から面接の機会をもらえました。
しかし、なかなか最終選考が通りませんでした。
就活も半年が経った頃、失業手当の給付期間が少なくなっても相変わらずのんびりしていました。
終いには失業中に関西五芒星巡りや、霊山登山をやる始末です
そして3月上旬、関西のとある企業から内定をもらいました。
4月1日から働いているのですが、超絶ホワイト企業なのです！
人間関係も良好✨
皆さん優しい方ばかりでのびのび仕事してます。
実は4月5日で失業手当も切れる予定でした。
ホントに給付期間ギリギリまでゆっくり出来ました。
※にも関わらず何故か焦りはありませんでした。
「識子さんみたいに休む期間が欲しいです」とお願いしたら、神様がブラック企業で働く状況も見兼ねて最適といえる形で離職し、結果的に失業給付期間いっぱいまで休み、最後はホントに働きやすい仕事にまで巡り会えました。
さすがウチの神様、恐るべし‼️
仕事を辞めてゆっくり考える時間ができると
「年収が低いというコンプレックスを乗り越えたとしても、それが本当に自分の望む幸せの形とは限らないないなぁ」
と身をもって痛感しました。
現在の会社は休みも多く残業もかなり減って楽になった分、年収も500万くらいに下がりましたが
時間と心と体に余裕が出来た分、勉強と神様霊能力を磨くほうに自分の人生の楽しみを向けていこうと思います
・・・結婚は
・・・・・もうどうでもいいや✨
※カバー画像は桜満開時の京都八坂神社です✨