世界の街かど；第15回 早稲田界隈の神田川～椿山荘～駒込・六義園を巡る花散歩の休日もご覧くださいね。
昨年の経験から、六義園（りくぎえん）にある枝垂れ桜はソメイヨシノ（染井吉野）よりも早く咲いてしまうと思ったものですから、今年はソメイヨシノがようやく咲き始めた今週の日曜日の4月1日に六義園を訪れました。私と同様に考えた方は結構多かったらしく、この日は団体客も含めて沢山の人たちが園内に集まってきていましたよ。
期待に胸を膨らませて、玉砂利の道を一心に名物の枝垂れ桜へ向かったところ･･･、未だほんの咲き始めじゃありませんか！これではソメイヨシノとほとんど変わりません。
木の周りではみなさん、口々に「見頃まであと数日だねぇ･･･」と残念そうにつぶやいていました。
大きな枝がすぐ目の前に垂れ下がっていますので、花をアップで写真に収めることができました。ソメイヨシノよりもちっちゃくて少し色の濃い可愛い花とたわわにぶら下がる蕾たちが、なんともいえません。
日曜日、お天気は良かったので仕方なく園内を散策し、お茶屋さんでお抹茶とお菓子をいただきました。のどかな春の休日です。
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でもやっぱり諦めきれませんで、あの可愛い蕾たちが開いた姿をどうしてもこの目で見届けないわけにはいかない！と5日後の今日、4月6日金曜日、仕事を早めに切り上げて夕方、ライトアップが始まる時刻に大急ぎでまた六義園へと足を運びました。
そうしましたら、ほら今度こそこの通り、ほぼ満開です！！
そうこうするうちにだんだんと日が暮れ始め、ライトアップで少しずつ下からやわらかい灯りが点ってきました。そして花見客がどんどんと増え、あっという間に押すな押すなの混雑となってきました。
まだ空も少し明るいのですが･･･。
ぼんぼりに灯が点るように少しずつ花が浮き上がって見えてきます。
電球のほのかな灯りに照らされた桜の花を間近に見ることができました。
大きく枝を伸ばした桜の木の正面には、カメラや携帯電話を持った人たちでいっぱいです。
暗くなるまで見ていたかったのですが、想像していた以上の花冷えで手がすっかりかじかんでしまい、退散することと致しました。駒込駅側の門には、入場制限で長い長い行列ができていました。
明日あさってはもっとスゴイ人出になると思いますけれど、やはり東京にいるなら一度は見届けたいシンボルツリーではないでしょうか
