いままでヨーロッパの珠玉の町をご紹介してきましたが、今回は大都市ロンドンの由緒あるホテル、リッツ・ロンドンのご紹介です。
パリのリッツと並んで、ホテル王セザール・リッツが1906年(明治39年)に開業したこのホテルは、映画「ノッティングヒルの恋人 Notting Hill」ですっかりお馴染みとなり、泊まるのを夢見てきました。それがようやくこの夏、実現ですこちらがホテルの公式ホームページです。
以下はホテルのご紹介文です。
歴史
「ホテル王」と呼ばれたスイス人のセザール・リッツの指揮の下、8年前にリッツによって建てられたパリの「リッツ・ホテル」と同じく、シャルル・ミューズとアーサー・デイヴィスの建築により、ロンドン市内中心部のピカデリー通り沿い、グリーン・パーク脇に建てられ、1906年5月24日に開業した。
所々に金箔があしらわれたルイ16世調の内外装を持ち、ホテルとしては世界で初めて、全客室に電話が装備されるなど、開業当時としては最新の手法を用いて建設された。また開業後暫くの間は、リッツのビジネスパートナーであったフランス人シェフ、オーギュスト・エスコフィエがレストランの指揮を執っていた。
サービス
ジュニア・スイート・ルームのベッドエリア豪奢な内装や136部屋と小規模ながら充実した設備、宿泊客数に対してポーターやコンシェルジュをはじめとするスタッフの数が多いなど、そのサービスは高い評価を受けており、英国政府観光庁の品質評価格付けで5つ星の認定を受けている。
開業以来100年以上の歴史を持ち、エドワード7世やエリザベス2世女王、チャールズ王太子をはじめとする歴代のイギリス王室メンバーから、ウィンストン・チャーチルやシャルル・ド・ゴールなどの政府首脳、チャーリー・チャップリンやソフィア・ローレン、ノエル・カワードやアリストテレス・オナシスとジャクリーン夫妻など、開業当初から現在に至るまで、王侯貴族や各界の著名人が利用することでも知られる。
レストランやバーにはドレスコードがあり、午前11時以降、すなわち朝食時以外には、宿泊客、非宿泊客を問わず男性にはジャケット(上着)とネクタイの着用が求められている。
以上、Wikipedia より引用しました。
そんなわけで2010年8月3日(火)、名古屋に住む友人夫妻との4人旅の始まりです!
成田からBA0006便で14:50にロンドン、ヒ-スロー空港に到着。ネットで頼んでおいたAirport Transfer Service(ATS)から派遣されたタクシー・ドライバーは南アフリカ出身の陽気なご老人でした。
リッツの玄関はオックスフォードストリートに面しておらず、左側面になります。ここにタクシーで乗り付けます。
下の写真は撮影厳禁のチェックインカウンター。ホテルマンが前のオーストラリア人家族に手間取っている間に、連れて行ったマスコットのパディントン・ベアを載せて、ちゃっかり記念撮影してしまいました
角度を変えてもう一枚。
私たちは8月3日・8月6日・8月9日にリッツを予約し、この間に湖水地方2泊、エジンバラに2泊しました。
そして1泊目はThe Palm Courtで遅いアフタヌーンティーを、2泊目はThe Ritz Restaurantでプレシアターのアーリーディナーを、最後の3泊目に初めてThe Ritz Restaurantでフルブレックファストをいただきました。
3泊のお会計;単位はもちろんGBPです。食事代は二人分。
03-08-10 Palm Court Afternoon Tea Food 78.0
Broadband Internet Auto 26.0
04-08-10 Superior King Room-advance Purchase 350.0(Room No.324)
06-08-10 Restaurant Dinner Food & Beverage 186.0
07-08-10 Superior King Room-advance Purchase 350.0(Room No.305)
09-08-10 Broadband Internet Auto 26.0
10-08-10 Restaurant Breakfast Food 128.0
Superior King Room-advance Purchase 350.0(Room No.305)
何度も怒られながらも懲りずに撮ったザ・リッツ・レストランでのディナーの一皿です。
こちらはレストランにあるとても広々としたパウダールーム。
ホテルの皆さんの接遇は思っていたよりも気さくでサービス旺盛、少し散財し過ぎましたが思い出になる愉しい滞在となりました