愛猫との別れ | 簡単おもてなしレシピ&ハンドメイドアクセサリーbyRINA
4月1日午前3時頃、実家の猫アミちゃんが癌で亡くなりました。

3週間前にパパの出張に合わせて実家に帰ってきていたのですが、

それまではアミちゃん具合が悪くて二階に閉じこもっていたのに

私が帰ってきてからはリビングに居てくれるようになり

歓迎してくれているみたいで本当にうれしかった。

父も母も「アミちゃんずっとリビングにこなかったから、帰ってきてくれて良かった」と言ってくれました。

私が飼いたいといって家の子になり、赤ちゃんのころはミルクをあげたり一緒に寝たりしてお世話していたのをもしかしたら覚えててくれたのかなぁ。

いつのまにかママにお世話を任せてしまって

大学で一人暮らしをしてしまい、一緒にいる時間が減ってしまったけれど

実家に帰るといつも家族で集まっている場にいてくれました。

この3週間、本当に体調が悪いはずなのにすごくがんばってくれたなぁと振り返ってしみじみ思います。

最初見たときはすごく痩せていたけれど思ったより動いたり食べたり(今思えば無理してたんだろうけれど)していたのに

ここ一週間くらいは食べる量も減り、食べる以外はリビングにある猫が隠れられる箱のなかに入って顔だけ出してじっとしていました。薬もアミちゃんの好きなアジを焼いてあげてようやく出てきたときにあげたりしていて・・。

呼吸も荒くなってお腹がすごく大きく揺れていたのがとても可愛そうだった。。

最後の日となった昨日、実は私は家に帰る予定だったのですが

帰る直前になってアミちゃんの様子が心配になってもう少しいることにしたのです。

帰る前に、なにをするでもなく一度箱から出てきてくれて、抱っこさせてくれて、まるで挨拶しにきたみたいだったので・・

娘の幼稚園が始まる前だし、実家に居れるだけ居ることにしました。

晩御飯のとき、アミちゃんはまた自ら箱から出てきて、母の足元から順番に、兄と父の足元、私と娘の足元へやってきてペタンとうつ伏せに座っていました。

ここ一週間は箱から出てこなかったのにこの日はこんなに出てくるなんて、最後のあいさつしてるのかな・・と思ってはそういう風に思うのやめようと思っていたのですが、やっぱりそうだったみたい。

寝る前、リビングの床でうつ伏せになったアミちゃんの横に私と母も一緒に横になって話しかけていると、アミちゃんはとなりの和室(私や子供たちが寝ています)にいき、そこで横になろうとしました。そのとき、もう歩くのもやっとで足もガクガクになっていて、不安だった。

母が横になって布団をかけると、アミちゃんはその上にがんばってのぼり、元気だったときに毎日母の上で寝ていたのと同じ体勢をとることができ、少し安心していたようでした。

私はそれを見てほっとして眠りについたのですが、夜中の3時前、母に「アミちゃんの様子が変!」と起こされ(呼吸が今までにないくらいぜいぜい言っていました)、それと同時に息子も目をさましてしまったので寝かそうとしたりおんぶ紐にいれたりしているうちにアミちゃんはリビングにある箱の中に行ってしまい(父と母がいうにはもう歩くのも不思議なほどよろけていたそうです)

私が箱の前にいったときに体をのけぞらせてニャーンと3回苦しそうになき、最後にギャンっと言って動かなくなりました。

決して穏やかな最後ではなかったので、そのときはなにかもっとしてあげられなかったのか、とか色々考えてしまい、とてもつらかった。

でもアミちゃんは家族みんなに挨拶してまわり、私や母からありがとう、大好きだよ、と言われ、大好きな母の上にも最後にのって休むことができたし、偶然家族全員が夜中3時に目ざめたので家族全員に見送られながら旅立つことができて、これでよかったのかなぁと思います。

みんなにとっても愛された猫だったし、とても人懐こくて性格のいい猫だった。

火葬は明日なので今はまだ家で眠っています。

撫でてあげられるのも明日の朝で最後になってしまうと思うととてもつらい。

まだ毛並がフワフワでさわり心地もいいのに。


でも、癌の苦しみからやっと解放されてようやくゆっくり眠れたのだから、よかったよね。

よく、がんばったね。

アミちゃんありがとう。

いつまでも大好きだからね。