もうお雛様シーズンは過ぎてしまったけれど、雛人形が好きな私は自分で手に入れられる範囲のコレクションもしている。なのでオークションやメルカリを覗くことも多い。私好みのお雛様はどれもなかなかの高額で手はだせないけれど、眺めているだけで楽しいし、他の誰かが落札するまではなんとなく落札しなくても夢をみられる。
私が注目する雛人形は奈良一刀彫の雛人形だけれど、新品はもとより、中古でも高額だ。中には新品で100万円くらいのものもある。そんな雛人形は中古でも三十万からそれ以上のものも多い。
孫のためになら(もちろん中古ではなく、かと言って100万円近いものも無理だけれど)なんとか工面するけれど、今年古稀を迎える様な私のためにはとても手は出せない。予算もだけれど、自己肯定感が低いのだと思う。自分のためになんか、と。
そんな思いでオークションやメルカリに出品されている雛人形を眺めているだけで楽しむ。するとかつて2年程前に記事にも書いたけれど、その時と同じ雛人形が出品されていた。もう二度と市場には出回らないだろうな、と思っていた雛人形だ。
私がかつて小学校の頃に読んだ三月ひなのつき、と言う本に登場する雛人形そのものが。私はおそらくそれ以来雛人形が好きになったんだと思う。


彩色一刀彫山田国廣作の雛人形で、今は博物館にある様な雛人形で市場に出回ることはないと思っていた。(なんでも鑑定団の先生か😆)
それがなんと2年前ヤフオクに出品されていた。その時は4万円くらいから始まったと思う。その時は微かに夢見たけれど、結局81件の入札があり最終的にどこかの誰か222000円で落札された。
それ以来もう二度とこの雛人形を見ることはないだろうと思っていたら再びヤフオクに出品されたのだ。今回は最初から155000円と言う金額から始まった。今回もこの金額からでは入札の予定はなかったけれど、どのくらいになるだろうと注目はしていた。
けれどずっと入札はなかった。ただ動き始めたのは最終日だった。今回は28件の入札がバタバタとあり、最終的な落札は前回より900円安い221100円だった。やはり20万円クラスにはなるのだ。奈良一刀彫の雛人形も10万円くらいから出品されているけれど入札0のことも多い。おそらく今も新品が購入できるのだ。けれど今回の山田国廣彫の雛人形は今は新品購入はできない。そのあたりの価値なんだろうと思う。
客観的には私は20万円よりもっと価値はあるんじゃないかと思うし、このお雛様は個人より美術館なり博物館に置いて欲しいと思う。





