シルクのストールとリメイク教室 | やまとうた響く

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日々の出来事や想いを綴っています。エッセイ風に書けたら素敵なんだけれど。

最近は、うたがコロナに感染と言うこともあったり、とーさんの方がウッドデッキの製作に長女宅に行くものだから、私は土曜日午後からの着物リメイク教室に専念して出かけることができる。


前回行った時に、もう何年も習いに来られている人が、残り布を少し整理しなくちゃ、と先生のお宅に置かせてもらっていたらしい布を片付けられていた。もう数え切れないほど作っていらっしゃるのでずいぶんある。


その中で、これは気に入ってたんだけれど、何も使えないしねぇ、と辻が花染めの素敵な反物の残りを出して来られた。ブラウスにしたらよさそうだけれどまるで足りないし、と見せられた反物。



1m50cm程のグレーの上品なものだった。だったらストールにすれば!?と提案すると、じゃあ、あなたにあげるからそうしなさいよ、とその反物を下さった。え〜いいんですかぁ😳、と驚いたけれど、その方はストールはほとんどしないのだとか。それに沢山の服も作られているので、惜しげもなく下さった。

私好みの色で、似合いそうな気がする😁!有り難く頂戴し、早速ストールに仕上げた。と言っても反物なので両脇はみみなのでそのまま何もせず、両端だけを手縫いでかがっただけの簡単なものだけれど、布が上品で素敵なのでなかなかの出来栄えになった。


手縫いで纏った。





ちょっと巻いてみた。服の色とかぶるのでパッとしないけれど、シルクなのでこれからは首元の日焼け予防だったり、クーラーが効きすぎた場所などにも重宝しそうだ🤗 反物を頂いた方に感謝だ。

ただ好きな色なので、同じような色の服が多いのが困りものだけれど、せっかくのストールが映える色の服を買おうかな、とお洒落心に火がつく😁たいして着飾らなくてもストール一枚でずいぶん素敵になるものだ。巻き方も研究しよう。反物を頂いたことで、ストールになり、気持ちが豊かになった🤗

とはいえ、着物リメイク教室では、こんな簡単なことばかりやっているわけではなくて、コートの製作もゆっくりペースながら進んでいる。春物のコートだったのだけれど、2ヶ月くらい入院手術のために休んでいたのでこの春には残念ながら間に合わなかったけれど🙄


この白大島紬の着物からリメイクする。やっぱりストールと似た色合いだな、と思う。こういうのが好きなのだ。


前身頃と後ろ身頃。




フード。

少しずつパーツができあがって、最終的には春らしいコートになる予定だ。


こんなデザインになる予定😁

丁寧にきっちりと教えて下さるので時間はかかるけれど、来年の春までに仕上がればいいので時間はたっぷりある😁 何かと忙しい私にはこのゆっくりのんびりと、そして丁寧にひとつひとつ作り上げる、と言うひとときがとっても大切な豊かな時間だ。そして仕上がった物を身につける、これこそ私のささやかな至福なのだ。ずっと続けていきたいと思う。