職場の職員の笑えた話 | やまとうた響く

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日々の出来事や想いを綴っています。エッセイ風に書けたら素敵なんだけれど。

私の職場では昔は職場結婚の人が多かった。最近は生き方が多様化してきて昔ほど職場結婚は少ないけれど、それでも何組かは職場結婚の夫婦がいる。

部署は違うけれど、なかなか大変な勤務を子育てしながら夫婦で頑張っている。そんな夫婦の奥さんが私の部署にもいる。

そして今朝出勤すると何やら電話をしていてエーッとか騒いでいた。そしてしょぼくれる。

実は今日はレクレーションがあってそれに花を使うのだけれど、早出の彼女は買っていた花をクローゼットに入れて忘れてきたらしかった。

でもそこは旦那さんと同じ職場で、旦那さんは普通に日勤なのでまだ出勤前で家にいたので電話で花を持ってきてくれるように頼んでいたらしい。

朝の電話は到着した旦那さんからだったようだ。釜、いくら探しても見当たらなかったから、仕方ないから鍋を適当に持ってきた!と言って電話してきていた。

マンガの様な話で花(はな)を釜(かま)と聞き間違えたというオチだった😆

この夫婦は最近家を建てたばかりで、新築の家に釜があるとは思えなくて、笑いを抑えて一応、あなたの家に釜なんてあるの?と聞いてみた。ありませんよ!ふつうの炊飯器しか!!と言う答えに、だよね〜とこらえきれずに笑えた。

この聞き違えの旦那さんはかつて私も同じ部署で仕事をしたことがあって、なるほど、とわかるだけに余計可笑しかった。そういうとこあるよね、彼は😆

旦那さんはうちの職場に就職する前から学生の実習生として来ていて私はその頃から知っている。

真面目で純朴な子で私は好感の持てる子だとは思ったけれど、なにぶんボンボンと言うか若干空気が読めなかったりして、当時のベテラン職員達からキツく当たられていたな、と思い出す。私はよくかばってあげていたけどね😁

同期の子達からも少し浮き気味だったけれど、それでも素敵な彼女が出来職場結婚してからは、部署が変わったので彼の方とはあまり接点がなくなったけれど、二児の父にもなり、今は他の職員にもいじられることもなくなって、むしろ中堅になり、後輩にも優しく親しみやすいようだ。利用者にも好かれて、最近は家まで建てて成長したなぁ、と思っていた。

でも今日の電話の話で、あっ、彼らしいな、と思った。奥さん曰く、こんなことばっかりなんですよ〜と言っていた。

彼女にしてみれば、今日のレクレーションは担当だし、花がなくなりショックで笑い事ではないけれど😆

それでも彼女はしっかり者で気持ちを切り替え取り組んだ。お花をみんなで活けてお茶を点てたりして秋の優雅なひとときを過ごす予定だったのだ。

花がないとなると、お茶を点ててお菓子を食べるだけでは間がもたない、と言うことで、たまにはお化粧してお洒落な服を着てお茶にしよう、と以前何かで購入していたお化粧品で希望する利用者にお化粧をしてあげる、と言うことを思いついた。

利用者の大半はお洒落は好きだけれど、なかなかお化粧などする機会もなく、特に今は外出ができないから、とても喜んだしいいアイデアだった。

以前ヘッドスパの企画も彼女のアイデアで、常に斬新なことを思いついて行動する人だ。

なんとなく似合いのいい夫婦だな、とは思う。それにしても今日帰って夫婦喧嘩はしなけりゃいいけど、と思いつつも笑いがこみあげてくる。

日頃テキパキ仕事をしている職員達も当たり前だけれど、父であり、母であり、夫であり妻としての生活を送りつつ頑張って仕事をしている。

今のところ私もまだその一員として頑張れているのは、なかなか面白くて楽しい仲間と仲良くやれているからだと思う。



今日の記事とは全く関係ない画像だけれど、先日のうたから届いた敬老の日のカード、額に入れてみた😁とっておきの一枚だったんでね😍