最終回 俺の話は長い | やまとうた響く

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日々の出来事や想いを綴っています。エッセイ風に書けたら素敵なんだけれど。

前回からドラマの話が続きドラマレビューブログになってしまっているけれど次々に最終回を迎えそれもなくなる。季節変わりは寂しい限りだ。

俺の話は長い、は前にも記事にしたほど我が家とかぶる面を感じ思い入れがあった。

こちらの主人公は昨日のドラマの女性料理人のひたむきな主人公と真逆で心星が見つからず探し続けて6年間、ニートの実家暮らしの若者だ。

かつてコーヒーショップを経営して大のコーヒー好きでこだわりがあるけれどそのこだわりの強さ故にか、数カ月で店は潰れ以来ニート暮らし。

それでも本人は屁理屈をこねながら自分がやりたい事を探している。お母さんも他の家族(娘であり嫁いだ主人公の姉)から甘やかし過ぎだと言われながらも、ちゃんとやりたいことを見つけたらやる子だと思うのよ、と庇うお母さんの原田美枝子さんが優しく美しかった。

姉一家のリフォームの間、主人公の実家で一緒に過ごす家族がほんとに楽しかった。まったくどこにでもありそうな我が家ともかぶるような。

さすがに最終回が近くなると主人公の就職に向けた流れになってきて、主人公もやりたいことがわからないなら、いやではないことを探す、と言う方向で探し始める。

そして自分では見つけられないけれど、周りからいい流れて本人に合う仕事が運ばれてくる。本人も嫌ではない仕事が。

なんと議員秘書(≧▽≦)誰にも忖度することなく、ずけずけ屁理屈をこねまくる主人公にはなるほどピッタリだと思える。

それでも悩む主人公に別れた年上の元カノからメッセージが!たった二文字の。やれ!

嫌ではないならやれ!考えてばかりでなくやれ!四の五の言わずにやれ!

なんとシンプルな応援だろう!心星が見つからないならやってみる!いつか心星になるかもしれない!

確かに主人公ではなくても、みおつくしの澪ちゃんの様に確かな心星を持つ人はそういないかもしれない。

目の前のやらなくてはならないことに囲まれて、それをこなすのが精一杯だったりして。

私もそうだ。無理やりしたくもないことをしているわけではないけれど、最初からやりたい、とやっているかと言えばそうではない。そういう流れの中で今がある、と言った感じ。

仕事も最初から選んで始めたわけではないけれど、人に勧められるままに始めて、意外に好きだし向いていた、と思っているし、大変ながら長女一家の手伝いや子守も全く嫌ではないし楽しい。

大変なことはもちろんあるけれど。これからどこに流れて行くかはわからないけれど、流れが来るなら流れに乗って、目の前にやってきた出来事を、自分にやれ!と鼓舞して頑張るのも一つの生き方だし心星になっているのかもしれない。

主人公は最終回ではキチンとスーツを着て面接に行った。そして喋る喋る!相手の言葉に屁理屈をこね回して喋りまくる。たぶん採用されるだろう。イエスマンは必要ない、と言っていた議員さんだから(≧▽≦)

でも私としては不採用でまたそのうち続編があればいいな、などと思ってみたりする。続編やれ!!



好きな俳優さんばかりというのも良かった( ◜‿◝ )♡