やまとうた響く

やまとうた響く

日々の出来事や想いを綴っています。エッセイ風に書けたら素敵なんだけれど。

昨夜珍しく日頃元気なとーさんが風邪なのか、やけに疲れて頭も痛いと言ってお風呂にも入らず早々に寝てしまった。


最近知り合いの80代の御主人が二人続けて急に入院されたり、少し前には友人の身内の方がトイレに行ったきり戻らなくて見に行ったら倒れていて救急車で運ばれたけれどそのまま亡くなる、と言う話を耳にして、そう言えば義父も畑でいきなり倒れて、2週間意識不明のまま亡くなった。


元気だ元気だと思っていてもいきなり倒れてそれっきり、なんてことは珍しくない。特に今の年齢になれば。私も最近は出勤前にまだとーさんが寝ていれば一応生存確認をしてから出勤している。最近は暖かくなり私が出勤する頃には起きているけれど。


そんな日々の中ちょっと心配になったけれど、おそらく私以上に何かを察知?して心配したのが神経質な黒猫くぅだった。




夜は大抵私の部屋で寝ることが多い。けれどその日は何故か訳もなく啼いてはウロウロして私の部屋の前に来ても入ろうとせず啼く。入らないなら閉めるよ、と閉めるとドアをガジガジこする。再び開けると入らないのに何かを訴える様になく。


もしかしてとーさんの具合が?と覗くと生きて寝ていた。もしかして私にもっと見守れ、見に行け、と言ってるのか?その割にくぅはとーさんの側に行くでもなし。ただウロウロしてはなく。


私も心配にはなるけれど、とーさんは普通に寝てるし、ずっとひと晩とーさんを見続けてもなぁ、と同じ部屋ならそれもできるけれど、私は寝起きに膝に負担がかからないベッドのある隣の部屋で寝ているから、ドアを空けたままで眠った。心配しつつもすぐ寝つけるものだ、と呆れる。その後まだくぅはウロウロして啼いていたかはわからない。私はぐっすり眠りこんでいたから。


それでも朝になるとくぅは私の部屋にはいなかったけれど静かにしている。とーさんの部屋にもいなかった。でもとーさんはちゃんと息をして眠っていた。ほっと胸を撫で下ろす。


その後どこからともなくいつも通りにくぅもやってきてご飯を食べた。昨日のは何だったんだろう。やはりとーさんがいつもと違っているのを心配していたのだろうか。不安でたまらなかったのだろうか。


それから起き出したとーさんに具合を聞いたら、昨日は早めに寝たからよくなった、と言う。くぅはすごく心配してたよ、と言うと、人が寝ようとしてるのにニャアニャアうるさくて、心配してくれるなら静かに寝かせてくれりゃえーのにな、と言っていた😆


まぁそれでもいつもの体調のとーさんに戻っていて私もくぅも?ひと安心した。 けれどもしかしたらほんとうに死神が来ていたのかも!?くぅが追い払ってくれたのかも!? とーさんがぐっすり眠り込んでしまっていたら永遠に起きることがなかったのかも!?うるさくてうかうか眠り込めなくて助かったとか!?


いやいやそれはないか、とも思うけれど世の中には不思議なこともあるし、まんざらなくもないのかもしれない。


そう言えば義父の命日が近い。義父が亡くなったのは58歳だったから亡くなって40年になる。今思えば若くに亡くなった。とーさんは義父より16年長生きして、今年74歳になっているけれど、それでも心配してくれる可愛い猫達を置いてはまだまだ逝けない私達は。義父もまだ息子を迎えに来ないで頂きたい。 



ちなみにとーさんは自分が義父の亡くなった58歳になる前までは自分も親父の年になったら死ぬんじゃないか、と、どこかで思っていたふしがある。ことあるごとにそんなことを呟いていたけれど、そのとーさんにとっての魔の58歳を超えた途端、何か吹っ切れたように今度は自分は死なないと思う様になっている。いいことだけれど、70歳超えたのだから少しは死も意識して気をつけることはしてもいいとは思う。心配してくれる猫達がいるのだから。(猫だけか😆)