先日の、花さんぽ 以来、

ムラサキサギゴケ トキワハゼ に取りつかれている。笑

 

 

 

 

ムラサキサギゴケ

 

 

 

 

トキワハゼ と、思われる。

しかし、やせたムラサキサギゴケ

ちょっと変わった、ムラサキサギゴケ

かもしれない。

 

採取してきて、家で、観察した。

 

 

 

 

 

ふだん、ほとんど使わないが、

ここぞという時にお出ましいただく、

平凡社の植物図鑑に、お出ましいただく。

 

 

 

 

 

図鑑で、知らべると

難解な言葉が多く、頭痛がしてくるが、根性で読み通し、

まとめると、以下のようになった。

(混乱した時には、ポケット図鑑やネット情報では、さらに混乱する。)

 

<ムラサキサギゴケ>

① 匍匐(ほふく)茎をだす

② 4~5月に咲く

③ 葉の大きさは、2~5㎝

④ 花の大きさは、1.5~2㎝

⓹ 上唇が深く2裂

 

<トキワハゼ>

① 4~10月に咲く(花期が長いので、常盤と名前が付いた)

② 葉の大きさは、1~3㎝

③ 花の大きさは、1㎝

④ 上唇がわずかに2裂

 

これに基づいた、観察結果の一部をご紹介しますね。

 

 

 

ムラサキサギゴケの、上唇が、深く2裂している。

 

角度を変えてみる。

 

 

 

 

 

トキワハゼ 少し裂けている。

分かりにくいので、下唇を、除去すると、

 

 

少し裂けているのが、わかる。

 

 

 

 

大きさの違いは、一目瞭然。

右が、トキワハゼ。

表現しにくいが、模様も、違う。

 

余談だが、

ムラサキサギゴケも、トキワハゼも、

真ん中に雌しべが 1本

それを、両側から2本づつ (合計4本)の雄しべが、はさむ形になっている。

 

この、特別な形から、

もともと、ゴマノハグサ科であったが、

新しいAPGの分類で、ハエドクソウ科になり、

今は、

サギゴケ科 になっている。

 

サギゴケ科には、サギゴケ属しかなく、ほそぼそと暮らしているらしい。笑

 

 

匍匐茎について、調べたくて、

採取してきた個体を、洗ってみた。

ムラサキサギゴケ

確かに、株から、長い茎が出ているが、

ただの花茎に見える。

もう少しして、匍匐枝が伸びるのだろうか?

花期が終わると、匍匐枝を出す植物は、多い。

 

 

トキワハゼは、

なんと、一株づつ、別れてしまった。

こういうものなのか、

うまく育てなく、たまたまこうなったのか、分からない。

 

いともどおり、

謎は深まるばかりで、

とっ散らかったまま、終わります。

すみません。

 

とりあえず、2枚目の写真は、トキワハゼでいいと思います。