先日、花さんぽで見つけた、

かわいい落し物の画像を、

参加者の方から、送っていただきました。

 

 

 

 

これ、何でしょう?

 

リンゴドクガの、若齢幼虫の、抜け殻です。

 

 

 

リンゴドクガの若齢幼虫の画像がないので、

「芋活」さんの、サイトから、お借りしました。

「芋活」さん、ありがとうございます。

 

リンゴドクガ (imokatsu.com)

 

 

幼虫が、脱皮の時は、

まず、頭の方をかぽっと、脱いで、

それから、下半分を、ずりずりと下ろすようにして、脱ぎます。

 

小学生が、お風呂の時に、脱皮みたいに服を脱いでママにしかられる、あの脱ぎ方です。

 

 

 

くしゃくしゃと、脱ぎ捨ててあります。

もし、注意深く探せば、頭の方がどこかに落ちているはずです。

 

 

 

 

 

リンゴドクガはドクガ科ですが、毒はありません。

しかし、チャドクガのように、毒のあるドクガもいますので、

ドクガに出会ったら、一応、気を付けましょう。

 

 

 

ドクガの見分け方の一つに、背中の毛束があります。

こんなふうに、背中に毛束を持っているものは、要注意です。

(これは、無毒の、リンゴドクガの、終齢幼虫です。)

 

 

終齢幼虫はこのあと、サナギを作りますが、

サナギのまわりに、自慢の長い毛をくっつけるので、

特別なサナギになります。

「芋活」さんのサイトにも、たくさん画像があります。

 

 

リンゴドクガの幼虫は、形が変化するし、色も個体差があります。

これも「芋活」さんのサイトをどーぞー  (笑)。

 

 

 

「どんだけ、人のブログを使ってんねん!」と、聞こえます。

すみません。

 

 

 

 

 

白い水玉模様の ガ といえば、

鹿の子模様の カノコガ

ヒトリガ科

白い部分に、鱗粉がなく、透き通っている。

 

 

 

 

それから、マドガ 

マドガ科

やはり、白い部分は、透き通っている。

この二つ、似てますよね~

 

 

 

 

 

ところが、先日、蕪山(かぶらやま)でみた ガは、

どちらでもない、第3のガ だった。

 

友だちが調べてくれて、シロモンメイガ

メイガ科

 

白斑は、不透明

 

ふむ、似てるがガ が 3つになってしまった。

こりゃ困ったぞ。

 

 

 

 

 

 

 

などと思いつつ、

撮りためた、写真を見ていたら、

白斑のガは、まだいた!

 

 

 

ナシモンエダシャク

シャクガ科

 

 

ウメエダシャク

シャクガ科

 

 

探せばもっといるかも。

 

いや~

白い水玉模様のガ たくさんいるねえ。

参りました。

 

(笑)

 

 

 

友だちと、関市の蕪山へ

蕪スギ(スギ伐採のあと)が、たくさんあった。

 

 

 

 

 

途中、ヌルデが、不自然に折れて、

 

 

 

 

あたり一面に、

ヌルデシロアブラムシが作った、ヌルデの虫こぶがちらばり、

 

 

 

 

虫こぶの中の、アブラムシは、

なめとったように、きれいになくなっていた!

 

いったい誰が、アブラムシを食べたのだろう?

ヌルデの木を折るほどの力がある哺乳類?

 

 

謎は深まるばかりで、まったく解けない。

 

帰路に、サルがいたので、

「ひょっとして、あなた?」と聞いてみたけど、スルーされた。

でも、ニホンザル、最有力容疑者です。

 

 

 

 

謎は解けないけれど、

途中で寄った、「モネの池」は、とてもきれいでした。

昨日の、花さんぽは

なんと、19名もの参加でした。

19人の列の、どこかで、いつも、大笑いの声が聞かれて、

楽しそうだった。

遠く、名古屋や、碧南からの方もみえて、お疲れさまでした。

 

ダニは、だいじょうぶだったかな~

ダニは、すぐにかみつかず、

体の柔らかい部分へ移動してじっくり場所を決めて噛むというので、

お風呂やシャワーでチェックすれば、大丈夫と思います。

ダニ ヒル ハチ 毒ヘビ… 数が増えて活動時期が長くなっていると感じます。

自然が好きな皆さんは、防御にも気を配りましょうね。

 

 

 

カラスゴミグモ(もしくは、カギヅメカラスゴミグモ)がいました。

いつものHさんが、発見。

(写真は、へたくそな私  ササを持つ手はHさん)

 

 

 

 

 

 

 

まっくろ

細長い体

腹部の先が上に曲がっている。

 

円網を張って、

中心で横向きになって待機するそうだ。

 

普通のクモは、逆さの縦で待機するので、

とても変わった子。

 

コガネグモ科 ゴミグモ属 なんだけど、

ごみを巣につけないそうだ。

変わった子…

 

興味あるなあ…

 

 

 

 

今回も、参加者さんからいろいろ教えていただきました。

ほんとに、助かりました。

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

惜しみ惜しみ、読み終わりました。

 

「女ぎらい」=ミソジニーが、

近世から、現代までの日本社会を、完全に覆っているのがよく分かりました。

 

男性のホモソーシャル(社会)はある。

男性のホモソーシャルで認められることこそが、社会で認められること。

女性のホモソーシャルなない。

女性は、男性の所有物として男性の社会的地位のおこぼれをもらうしかない。

だから、男性に性的に求められることだけが、社会的地位を得る道。

女性同士は、ライバルだから、女性だけのホモソーシャルはない。

性 と 権力は 別物なのに、

それがくっついてしまったのが、男性ホモソーシャル。

 

 

※~※は、私のつたない理解力で部分的に要約したもの。

あまり、信用しないでね。

上野さんの言葉だと、これらが、なるほどと納得できます。

男性の責任を問う! …というより、

見えにくい社会構造を、上野さんが鮮やかな断面図にして見せてくれたかんじ。

女性も、このような社会を支え、継続させている。

 

 

この本が書かれて、14年が経過し、少し事情が違ってきたように感じる。

性的少数者は、男性のホモソーシャルでは激しく排除されるが、

少しずつ、変化していると感じる。

今後、社会がどう変化するのか、

見守っていきたいし、機会があれば、発言していきたい。

 

 

 

 

 

上野さんは、社会学者として、

あらゆる文献にあたることと観察を通して、社会の構造を明らかにされたのですが、

「社会学」というのが、そういう分野だと、初めて知りました。(おはずかしい)

 

2010年発行のこの本は、雑誌に連載されたものをまとめたものなので、

何度も似た記述があり、

なかなか言葉の理解や記憶ができない私には、よかった。

 

あー

こんな出会いが待っていると、

読書って、楽しい.♪