今日は,植生調査をしながら、近くの里山を歩いた。

 

調査もきちんとやりましたが、

いろいろと見つけましたよ💛

 

 

キランソウ

またの名を 地獄の釜のふた 。

よく効く薬草で、地獄に行かなくてもいいので、地獄の釜のふたなのだ!

 

よく似た花に、タチキランソウ がある。

 

キランソウは、5枚の花弁のうち、後の2枚が小さいが、

 

タチキランソウは、写真の赤線のように、2枚の花弁が立っている。

キランソウより、やや山が好きです。

探してみるのも、楽しいですよ。

 

 

 

 

 

 

日本のヘーゼルナッツ 

とってもおいしい ツノハシバミの

花が咲いていました。

 

 

 

 

 

これが、雌花

赤いガーベラみたいですが、

赤いのは、めしべです。

めしべだけの花が、

芽鱗の間から、受粉のために、めしべを出しているのです。

無事受粉すれば、おいしい、ツノハシバミの実になります。

 

 

めしべを出さないものは、葉芽です。

おばなと、めばなが咲いてから、

ゆっくり、葉を伸ばします。

 

え?

じゃあ、おばなはどこかって?

おばなは、イモムシみたいです。

頭の上に、たくさんありますが、

採ることができませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

ニイニイゼミの、ぬけがら。

ぬけがらに、とても惹かれます。

●大きな眼玉

幼虫の時は、土の中で木の汁を吸っているだけなので、眼はほとんど見えず小さな点です。

成虫になると、異性を探さないといけないし、飛ばないといけないので、大きな眼が出現します。

こういうところは、チョウなどと似ていますね。

●短い触覚

●前脚の太くて短いこと。

これで、木に登ってきたのですね。

中脚は、ほっそり…というか、ふつう。

●ニイニイゼミは、なぜか、泥だらけなので、他のセミとよく区別できます。

どうやって、泥を付けるのか。

なぜに、泥を付けるのか。

 

見飽きないなあ~

 

 

 

 

 

 

とある神社の、石垣。

小原地区の神社の石垣は、とても立派です。

いろいろな形の石が組み合わせてあって、

表面はきれいに平らになっています。

ところどころ、扇形など特別な石もあります。

 

いったい、どれだけの労力をかけたのだろう。

マヤ文明と、いい勝負じゃないか…なーんて、思って、いつも見ています。

 

 

 

 

 

 

湿地には、スプリングエフェメラルの、ネコノメソウが、咲いていました。

明るい、かわいい、花です。

 

 

よくみると、

花だけでなく、まわりの葉も、黄色くなっているので、

全体が、明るくなります。

 

花弁はなく、

4枚のがく片に囲まれ、おしべが4本見えます。

めしべはとても小さいので、外からは、なかなか見えません。

 

 

 

自然の中を歩くのは、

本当に気持ちがいいものです。

 

きっと、

自然から、何かとてもいいものを受け取っているのでしょうね。

幸せな気持ちで、帰宅しました💛