この本、ゆるくて、

ときどきはっとして、

いいですよ~。

 

 

あべ弘士さん、存じ上げませんでしたが、

あの、

名作絵本 「あらしのよるに」 の 絵をかいた人だったんですね~。

あの、ハチャメチャな絵。

あの絵がなければ、あの絵本は、ヒットしなかったかもくらい、すごい絵。

 

 

お仕事は、旭川動物園の飼育員もしてたんだけど、

これまた、ハチャメチャな人生です。

百人一首 野球 合唱 鉄工所 海外への放浪 絵は独学 など

まあ、

すごいです。

 

 

「どうぶつ辞典」 ではなく

「どうぶつ友情辞典」 です。

動物への、友情(愛ほど重くない) と、ユーモアにあふれています。

 

例えば

「若いツバメ」 というタイトルの章は

「なったことがないのでわからない。」 一行で 終わります。

 

動物への視点は、

飼育員をしていたことや、勉強もしていたことで、とても深く、

独特のユーモアがあるので、

読んでいて、ついつい

「なるほど~」とうなってしまい、二度読みしてしまう。

 

 

ぜんぜん難しくなく、漫画感覚で読める、

 

読みははじめは時間つぶしで

読み終わったら、はまってしまった本です。