最近、尾張・美濃のチャート地帯によく出かける。

 

定光寺~ 東谷山~ 鳩吹山~ 各務原アルプス~ 芥見権現~ 金華山

全部つながった付加体で、

チャートなどの硬い岩石が多い。

チャートは、最もかたい岩石の一つで、

風化が進まず、標高は低くても屹立した山になる。

 

 

 

チャート地帯には、独特の植物が育つ。

石灰岩や、蛇紋岩には負けるけどね。

 

チャート地帯で目についた、植物を、一部ご紹介します。

 

 

 

 

 

 

リンボク

幼い時は、鋸歯が刺のようになっている。

わが、白山神社にもありますが、おそらく植栽でしょう。

 

 

 

 

 

 

 

クチナシ

なぜか、多いんですよね~

 

 

 

 

 

 

 

カナメモチ

これも、鋸歯が鋭い。

 

垣根などに植栽される、レッドロビンは、

オオカナメモチとの交雑種で、

葉柄にとげがないことで見分けられるとか。

写真は、カナメモチなので、刺があります。

 

 

 

 

 

ヒカゲツツジ

シャクナゲのように、頭頂部にかたまって、黄色い花が咲く。

「日陰」 ではなく 「日影」 

日があたるところが好き。

 

日陰…日が当たらない場所

日影…影ができるほど日が当たる場所

 

 

 

 

 

シャシャンボ

葉裏の葉脈上にとげがある という変わった子。

ブルーベリーの仲間で、

紫色の実は、おいしい。

 

 

 

 

もちろんですが、

どの木も、

わが小原地区(旧小原村)には、ありません。

小原地区も岩石地帯ですが、花崗岩です。

 

標高も、緯度も、ちがうのですが、

やはり、地質の違い(花崗岩かチャートか)が、大きいと思います。

 

どれも、うらやましい木です。

しょうがないから、せっせと、見に行きます。