ツマグロヒョウモンの、写真をとっていたら、

脚が、4本しかないように見える。

昆虫なら、6本のはず…

 

近くにいた人が、

「タテハチョウ科は、4本だよ。」

と、教えてくださった。

 

びっくり!!!

 

 

 

 

 

友だちの、Tさんにもらった写真で、確認。

 

 

 

 

 

 

青いのが、後脚(1本は見えない)

水色が、中脚

ピンクが、前脚(1本は見えない)

 

前脚が、極端に小さくなって、

歩行や、つかまりには、使っていないので、

4本脚に見えたのだ。

 

 

wikiで、検索すると、

 

成虫の前脚が退化して短くなっている。

そのためぱっと見たところでは脚が4本しかないように見えるが、

よく見ると頭部と前の脚(中脚)の間に小さく折り畳まれた前脚がある。

この前脚は歩行や掴まるためには役立たないが、

先端に生えた感覚毛でを感じることができ、感覚器官としての働きに特化している。

食事や産卵の直前には

餌や幼虫の食草・食樹の表面に前脚を伸ばし触れる動作をおこなう。

 

 

なるほど、そうだったのか。

最も進化したチョウである、タテハチョウ科のチョウは、

ついに、前脚2本を、感覚器官へと進化させていたのだ。

 

人間だって、

歩行機関の脚4本を、手に進化させている。

 

 

 

 

 

矢印の先に、リスのしっぽみたいな、毛だらけのものがある。

 

いろいろ調べて見ると、

これが、前脚の先端の、感覚毛であるようだ。

 

大きくて、

眼の前にあって、

じゃまそうにも見えるけれど…

 

 

 

 

 

いや~

自然って、おもしろい~

ツマグロヒョウモンの、きれいな女の子、

教えてくれて、ありがとう。