2月17日から、ほとんど食べなくなってしまいながらも、

ギンらしく、きちんとトイレに行って、

さわってもらうとかわいい声で甘えて、過ごしていましたが、

 

今朝、

とうとう、逝ってしまいました。

19歳と10カ月でした。

 

 

このごろは、

夜、私のベッドまで歩いて来る力がなかったので、

夜になると抱いて、連れて行っていました。

今朝起きて、ギンを、リビングのギンのベッドに寝かせて、

なんか、呼吸や、声が、いつもと違うなあと思っていたら、

夫が起きてきて、頭などをなでてもらいながら、

去っていきました。

 

 

3月3日の、ギンは、不可解でした。

ほとんど歩けないのに、

執拗に、外に出たがり、

戸の前から、動こうとしませんでした。(ほとんど歩けないのに)

 

しかたなく、外に出してあげると、転びながらよろけながら、

家のまわりを、歩き始めます。

側溝のきたない水を飲んで、草をかじって、砂の上で寝ころんで、車の下でネコ座り…

何度、家に連れて帰っても、

また、玄関で座り込み、結局4回ほど、出かけました。

どこに、そんなエネルギーがあったのでしょう。

 

夫と交代でつきそい、なるべくギンちゃんの好きなようにと思いましたが、

何度出かけても、満足できないようでした…

 

ネコは、野生を色濃く残しているように感じます。

自然の中で、最後を迎えたかったのでしょうか?

 

 

今、ギンちゃんがどうしているか、私には分かります。

老いた体を脱ぎ捨てて、

子どもの時のように、思う存分、野原を駆けまわっているのです。

もちろん、サブも、一緒にね。

「夢は枯野をかけめぐる」

今夜は、久しぶりに、二匹で一緒に寝るのでしょうね。

 

 

いろいろ、ご心配をおかけしました。

ありがとうございました。

このブログもタイトルも、いよいよ変えなくてはいけませんね。