先日の「花さんぽ」で、

トウカイコモウセンゴケ を みた。

丸い、 スプーン型の 葉に、

粘液が付いた毛が生えていて、

虫がこれに触れると、葉を巻いて虫をとらえ、消化酵素で溶かして吸収してしまう。

 

 

 

おどろおどろしいが、

貧栄養の場所に育ち、生きるためやむを得ないのだ。

それに、ピンクの花を咲かせる、かわいい子なのだ。

 

 

 

トウカイコモウセンゴケの、物語を、語ろう。

 

北の方に、「モウセンゴケ」 という 植物がいた。

●葉は、スプーン の形

●白い花

 

一方、南の方に 「コモウセンゴケ」 という植物がいた。

〇葉は、葉柄がはっきりしない へら形

〇ピンクの花

 

この、両者が、「東海地方」で出会い、交雑して、新しい種ができた。

それが「トウカイコモウセンゴケ」

●葉は、スプーン の形

〇ピンクの花

 

亜種でも 交雑種でもなく、「種」とされています。

えらい、学者先生がそう判定されたのです。

 

 

よく

「トウカイ モウセンゴケ」 と いう人がいますが、

「トウカイ コ モウセンゴケ」 です…

「コ モウセンゴケ」が、母種ですので、

「コ」 を、つけてやってくださいね。