庭に、サザンカの木があり、今盛んに咲いている。

タヌキさんは、赤いじゅうたんの上で、ご満悦。笑

 

 

 

 

長崎へ行ったときに、自生のサザンカをみて、おどろいた。

どれも、真っ白なのだ。

しかも、花弁は5枚。

 

これが、サザンカの、自然な姿であり、

赤い色や、たくさんの花びらは、品種改良されたものだったのだ。

 

 

 

 

これを、分解して見ると、

 

 

たくさんの、花弁、雄しべ の真ん中に、雌しべが一本ある。

花が終わると (つまり、受粉能力が終わると)、

花弁と 雄しべは もう仕事がないので、さっさと散る。

 

そのあと、  

うまく受粉で来ていれば、

雌しべのもとの子房(矢印)が、ふくらみ、実になる。

 

 

 

サザンカで、おもしろいのは、分類。

日本にあるツバキ科は、4属。

 

ツバキ科

 ●ツバキ属…… ヤブツバキ ユキツバキ ヒメサザンカ(沖縄) サザンカ(西日本

 ●ヒサカキサザンカ属…… ヒサカキサザンカ(沖縄

 ●ヒメツバキ属…… ヒメツバキ(沖縄) イジュ(沖縄

 ●ナツツバキ属…… ナツツバキ ヒメシャラ 

 

省略して書いてあるので、正確に知りたい方は、文献をあたってください。

 

💛ます、ツバキ科は、南方が本拠地であることが分かると思います。

常緑で照葉樹なのですが、森の暗いところでも生き抜くことができます。

 

💛ツバキは、園芸種が多いので、

山を歩いていると「これは何ツバキですか?」と、聞かれることがありますが、

このあたりでは、すべてヤブツバキです。

(日本海沿いでは、ユキツバキもあります。ヤブツバキが、多雪地帯に適応したものでしょう。南方系なのに、がんばりました!)

 

💛ヤブツバキ系以外、白が多いのも、意外です。

 

このように、

分類を調べると、いろいろとおもしろいことが分かると思います。