サケ目 には サケ科しかない。

これは、すごいことです。

 

例えば、私たち霊長目には、

ヒト科 テナガザル科 アイアイ科 キツネザル科など、よく知らないけど、10科以上はある。

昆虫の、甲虫目なんて、50科以上ある。

 

なのに、

サケ目 には サケ科しかないのです。

それだけ、他と違う特別な特徴を持つグループだということです。

わくわくしますね~。

 

 

サケ科は、3つのグループに分けられます。

 

A カワヒメマス亜科

B シロマス亜科

C サケ亜科

 

カワヒメマス亜科にも、シロマス亜科にも、おもしろいエピソードがありそうですが、

ここでは、サケ亜科についてだけ、書きます。

 

サケ亜科 (Salmoninae)は、6つの属に分類されます。

  余談…ここでやっと、Salmoninaeサルモニナエ サーモンという言葉が出てきました。

 ① コクチマス属 

 ② ニシイトウ属 

 ③ イトウ属 

 ④ イワナ属 Salvelinus  サルベリヌス

 ⑤ タイセイヨウサケ属 

 ⑥ サケ属 Oncorhynchus  オンコリンクス

 

イワナ属に、イワナが属し

サケ属に、ヤマメ・アマゴが属します。

やっと、ここまで、たどりつきました。

 

今日は、ここまで。

次回は、イワナ・ヤマメ・アマゴ などについて、書きます。

 

 

余談 1

「サルベリヌス とか オンコリンクス とか、なに、偉そうに。」

と、思われるかもしれませんが、これが、結構便利なんです。

ご存知のように、学名は、「属名 + 種名」 で表します。

人は 「ホモ ・ サピエンス」 です。

ちゃんとした本には、和名のあとに学名が書いてあるので、

そこに、サルベリヌス とあれば、イワナ属 だと 分かってしまうのです。

見たこともない生物でも、属が分かるのは、楽しいですよ。

 

ちなみに、ラテン語は、ローマ字読みですので、だれでも読めます♪

世界共通語ですので、これも、便利。

 

 

余談 2

サケと マスの 違いはどこか?

単に、大きいものをサケ 小さいものをマス と呼んでいるようです。

分類や特徴は関係ないようです。

 

海の哺乳類の、大きいのをクジラ 小さいのをイルカ と呼んでいるのと一緒です。

草食か肉食かとか、分類は、関係ないですね。

 

一般的に、「サケ」というのは、シロマス(サケ属)のことです。

スーパーで、「サケ」と書いて売っているものです。

ふつう、サケ属は、一部が川に残るのですが、シロマスは、全員海に降ります。

全員が降海型 という、めずらしいタイプです。(あと、カラフトマス も 降海型のみ)

 

また、一般的に「マス」というのは、ニジマス(サケ属) のことです。

ニジマスは、本来カムチャッカから北米に分布する魚で、日本では、もっぱら養殖です。

川にとどまる(陸封型)の個体が多いのですが、中には、海に降るのもがいて、

そういう巨大ニジマスは、日本語で「テツ」 英語で「スチールヘッド」と呼ばれ、

ときどき、釣れるそうにです。

地味な鉄色だそうで、あでやかなニジマスからは想像できませんね。