以前、お勧めの植物図鑑をご紹介しました。

 

 

先日、友だちに、

「おすすめだっていうから、買ったけど、これどうやって使うの?

 わからない花があったら、最初のページから見てくの?」

と、聞かれました。

 

そうか~

そうなるんだ~

いろいろ反省して、

おすすめの使い方を、ご紹介します。

 

 

この図鑑がおすすめの訳は、

花の色別になっていないからです。

多くの初心者用図鑑や、観光地の図鑑は、花の色別になっています。

この図鑑は、

まず、大きく、合弁花類 離弁花類 単子葉類 に分かれています。

こういう分類は、被子植物全体の分類を知るには、よい方法です。

合弁……花びらがくっついている植物 アサガオ キキョウ など

離弁……花びらがくっついていない植物 バラ サクラ など

単子葉…葉脈が平衡脈のもの

 

では、目次はどうなっているのかというと

例えば、合弁花類の中が、このように分類されています。

キク科 キキョウ科……つまり、科で分類されているので、

これを使っているうちに、科で分類できるようになるのです。

 

色別の図鑑を使っていると、

いつまでたっても、個々の花の名前を覚えることに終始し、

被子植物の全体像がつかめず、

不明な花に出合っても、知識の応用がしにくいのです。

この図鑑を使っていると、

不明な花に出合っても、何科かぐらいの見当がつきます。

科が分かれば、調べるのも容易です。

 

 

具体的には

① ある程度知っている人と一緒に散歩をして、花の名前を教えてもらう。

  (最初から、自分一人でやろうとすると、かなりの努力と根気が必要です。)

② そのページを開き(巻末のさくいんを活用)、

  見た場所や期日やその他書きたいことを記入する。

  (図鑑は汚すものです。メモをすることにより、自分の図鑑になります。)

③ あせらず、楽しく、散歩をしているうちに、植物の分類のセンスが身についてくる。

   キク科…舌状花 (よくみれば、ハハコグサもオナモミもフジバカマもキク科なんだ~

               というおどろきが味わえるといいですね。舌状花が決め手です。)

   シソ科…茎が四角

   キキョウ科…紫色系統で5枚の花びら

④ ある程度分かるようになればあとは、一人で歩いても楽しいし、

  他の人に教えてあげても楽しいですよ。

 

ただし、この図鑑は、あくまで

「散歩で出会う花」ですので、野原や人家付近の草花です。

森や山にある草花はあまりでてきません。

また、樹木も出てきませんので、

そういう植物を知るには、また別の図鑑が必要です。

 

持って歩くのが大事。

散歩にも 買い物にも、遊園地にも、とにかく持っていきましょう。