今回は闘争心のあり方についてお話しましょう。

何故この項目にしたかというと、人間の成長には

無くてはならないものだからです。

ところがどうだろう。

世間で起きてる出来事、事件や事故や数々の問題。

特に人為的には移動・交通・その他にも、

いや学問・芸術まで色々な分野にまで入ってくる。

その闘争心が今の時代、より、しっちゃかめっちゃか

に扱われている様でもある。

 

人は反抗期を迎え、成長を訴える。

中にはおとなしく逆らわない、我慢に耐える経過も

実はこれも闘争心の表れと考えていい。

『意地でも逆らわない』となったら悲しい結果を

生むかもしれない。

 

話は変わるが、私が若いころこんな事がありました。

自分は絵が好きで、漫画、油絵からイラストレーターを

目指そうと通信教育を始めた。

ある日ある出題された回答を送ったところ、遠近法の分野

で訂正などを赤線で書かれた回答が送られてきた。

出題というものは、『か』の付く項目で私は鏡やその欠片

を描き送ったのだが、何とその欠片に遠近法や立体図等の

訂正で送られて来たのだ。

欠片、つまりそこには遠近法・立体図の概念は無いに

等しく無限の形を意味する。

そこで私は『この先生には芸術的センスがない』

と怒りさえ感じ、そこの通信教育を辞めてしまった。

それからあとは、自分との闘いである。

変な意地を張ったものである。

意地・抵抗・へそ曲がり‥。

実はこれらも闘争心(六白)の表れなんです。

 

皆さんにもあるかも知れませんね。

勉強するのに教え方が悪いとか、だから馴染めないとか

勉強と別な感情で結局勉強自体がつまらなくなったとか

実は勉強は頭脳(九紫)だけではなく、その基である

木気から生まれるものなんですね。

木気は文字や映像、通信等、ま、情報の塊と思っていい。

そこから頭脳が動き出すのです。

ところがその木気には苦手となる臨機応変が上手く

働かない状況が常にあると言っていい。

 

勉強そのものは時には臨機応変が必要な場合もあるという

事を頭に入れて欲しい今日この頃でもある。

 

教師の言葉を訂正したり、態度を観察したりと確実な

勉強を頭に入れるだけの目的であれば、

自分での戦いとなった方が良いかも知れないですね。

ある意味それは独学という戦いに‥。

ま、独学は独学の強みはあり、新たな展開も生む要素は

あるが、苦しい戦いにもなる事には違いないのだ。

 

闘争心のあり方でしたね。

闘争心は金気、勉強は木気と火気。

どうしても相反する『気』となってしまうのです。

素直にそこに努力の土気か

自由な形を持つ水気の秘策等、臨機応変は水気かも

知れません。

その『気』が必要となります。

また八白の変化をプラスの形にした結果とも‥。

結局は闘争心には水気が必要なんですね。

それが嫌なら努力・勤勉の二黒土気を取るしか

ないという事になります。

人でいうと同じ『気』を持った同士は同じ目的には

プラスに働き、八白の変化や出発も引き込むという

事かも知れませんね。

これは火気(頭脳)の『気』を取る場合です。

 

世間の出来事などから

こちらも闘争心のあり方が

車関係・交通関係・移動などに規模は拡大に‥。

政治経済・リーダーのあり方も問われる事柄にも‥。

一白を引き込み、隠れた疑惑にまでも‥。

特に今年は三碧中心に、文字等を扱う出版関係の

あり方も、正しい闘争心のあり方が表面化される。

また三碧の項目には中心の暗明の作用で反転の

可能性があり、新たな展開にも‥。

 

闘争心と車であおり運転。闘争心と一白の『気』

五黄の『気』で犯罪に‥。

間違った闘争心はあらゆる『気』を取りこんで、

そのエリアの事柄をマイナスにしてしまうので

その扱いに注意が必要なんです。

 

今年三碧中心の『気』の配列だけでの判断は

六白の移動・交通・リーダー・闘争心その他、

四緑の信用・人との縁その他の『気』は同会により

それらの『気』が乱れています。

例え闘争心がなくとも、その『気』を悪く取れば

同じ結果を生むでしょう。

それと相まって規模はもっと拡大するかもしれません。

 

って

今回は、闘争心と勉強の『気』を中心にお話させて

頂きました。

 

千山子恵Ⓡ