皆さんの記憶にもまだ新しい、
去年の甲子園を沸かした根尾昴選手。
彼は大阪桐蔭高等学校進学後、
1年の夏からベンチ入りをし2年の春からは主力選手となった。
投手、遊撃手、外野手もこなしながら、
2年の春から3年の夏まで4季連続で甲子園大会出場をしました。
2年・3年の春、3年の夏には全国優勝をも成し遂げたのである。
その功績が高く評価され、2018年に行なわれた、
ドラフト会議で4球団から1位指名を受け、
抽選の結果、中日ドラゴンズに入団しました。
根尾選手の身体能力は非常に高く、
中日の新人合同トレーニングで、
なんと長距離走1位という記録を出しました。
そして、打撃練習においても、
スイングスピードを測定すると、
球団トップの102マイル(164・2キロ)を計測したそうです。
これはソフトバンクホークス所属にする、
柳田悠岐選手(プロ9年目)に匹敵する速さで、
中日の中ではダントツのトップといえます。
100マイルを超えた選手は根尾選手1人だけだったそうです。
なぜ根尾選手は、
スイングスピードがこんなにも上がるのか。
私が根尾選手のバッティングフォームを見て感じたこと。
・立ち姿勢の綺麗さ
・思い切りのよい力強いスイングで、
身体の軸がぶれずスイングスピードが速い
・タイミングの取り方、ボールの見逃し方が上手
・股関節の内旋と外旋が柔軟に使えている
・インパクト後に背中を反らしながら
回転することができ、フォロースルーが綺麗
・重心移動が大きく、
頭が少し少しブレる
・肩甲骨、背中、股関節、内転筋を
上手に連動させ使えている
私が思う、根尾選手のスイングスピードの秘訣は、
肩甲骨、背中、股関節の連動にあると思いました。
そこで今回は、
根尾選手のような速いスイングスピードを
獲得するためのトレーニングを紹介致します。
【腱トレver.1】~必見!!~
①股関節を内から外に回す
②肩甲骨は後ろ回し
③右足を前に出すときは、左肘右膝を近づけて遠ざける
④前より横幅の移動を大きく
Check point✍️
・かかとが下がらない
・膝が曲がらない
・姿勢を落とさない
・カウンター動作で身体を斜めに
動画はこちらから↓↓
https://twitter.com/labo_karada/status/1090038824548233216
【腱トレver.2】☝️必見
①股関節を内から外に回す
②肩甲骨は後ろ回し
③右足を前に出すときは、左肘右膝を近づけて遠ざける
④前より横幅の移動を大きく
Check point✍️
ver.1との違いは、進むときに一度床を "踏む" 動作が入ります。腱への刺激が入ってきますか?
動画はこちらから↓↓
https://twitter.com/labo_karada/status/1090220755655155712
肩甲骨から指先までを鞭のように使うように意識しましょう。
これが"しなり" となりスピードが上がります。
単純にスイングスピードが速くなります。
【腱トレver.3】☝️必見
①股関節を内から外に回す
②肩甲骨は後ろ回し
③右足を前に出すときは、左肘右膝を近づけて遠ざける
④前より横幅の移動を大きくCheck point✍️ver.2との違いは、 "踏む" 動作がステップへと変化します。
かかとの上下運動を失くすとより良いです。
動画はこちらから↓↓
https://twitter.com/labo_karada/status/1090533085882413056
このトレーニングがスムーズに行えるようになることで、
肩甲骨、背中、股関節を上手に連動させることができ、
根尾選手のようにスイングスピードを
上げることができるようになります。
ぜひやって見て下さい。