川島町の夕暮れ時の空。昔から夏の雲は好きです。




地球上には様々な生命が存在しますが、私たちは人間として生まれたのはなぜでしょうか。

地球上には豊かな国もあれば貧しい国もありますが、私たちが日本に生まれたのはなぜでしょうか。

考えてみれば不思議なことです。
そしてこれらは「自分の意思」ではありません。

同様に、いまの親のもとに生まれたのも自分の意思ではありません。ですので、「自分の意思ではないこと」は運命として受け入れることができるかもしれません。

このような視点から、自分自身や家族が障がい者であるとか、肌の色の違いによる差別や偏見を経験する場合も、それは自分の意思ではなく、何か深い意味や運命が働いていると捉えることもできます。

この運命を「天命」と考えてみると、一見、不幸に思えることも異なる見え方ができます。

世の中には天命を受け入れ、力強く生きている人がいます。貧乏な家庭に生まれたけれど、劣等感を正しく認識し大成功した人も、肌の色や学歴がなくても大統領や総理大臣になった人、身分差別を受けながらも日本の未来を憂いて明治維新で時代を変えた人もいます。

彼らは、自分の意思ではない逆境を天命として受け入れ、行動した結果、大きな成果を上げています。

もちろん、理屈だけでは割り切れないことも多いです。しかし、「自分の意思ではないこと」での逆境を運命を憂いることなく「天命」と考えることで、逆境の人生もまた違った景色に変えられるのではないかと思います。

どんな不幸でも、マイナスを背負っているという考え方をやめてみる。これは天命なのだと考え、信念を持って行動してみる。そして、自分には無理だと思わないこと。逆境を天命と捉え、前向きに生きることが大切です。

「四苦八苦」という言葉があるように、人生は様々な困難が付きものです。それをどのように受け止めるかによって、その後は良くも悪く良い変わります。

天命を受け入れ、力強く前進することで、逆境を乗り越え、より豊かな人生を歩むことができるでしょう…


…と、自分に言い聞かせるブログです。