どんなに優秀な人に見えても

劣等感を持っていることを知り
驚くことがあります。

とても成功していて
順風満帆に見える社長と話してみると
もともと持っていた劣等感が
情熱の源泉だったりすることがあります。

偉大なる成功者が幼いころ
とても貧しかったというエピソードは
たくさんあります。


私自身も病気に苦しみ
絶望していた時期がありましたが
彼らの真実やエピソードは
荒んだ心に明かりを灯してくれました。


私は病気になったことを
人のせい世の中のせいに
していた時がありました。
怒りの感情で支配されていた時期もありました。
でも、劣等感をうまく活用した人たちの
真実やエピソードを知り、マイナスの感情を
モチベーションへ変えることを選択しました。


大事なことは劣等感をどう扱うかだと思います。
例えば、
親に虐げられたから、家が貧しかったから
親や環境のせいにしていては人生は好転しない。
みじめにもなります。

あの親がいたからこそ人に優しく生きる。
貧しかったからこそ努力して豊かになってみせる。
このように考え行動することもできる。

結局のところ
自分が選択したとおりにできます。

もし、その経験や思い出が
強い怒りを伴うものであれば
その怒りのエネルギーを正しく燃やす。
劣等コンプレックスを感じているなら
他人に共感するチカラを高める。

自分がなりたい自分へと
エネルギーに変えることは
自分の意思ひとつでできます。

世の中に意味がないことは意外とないもの。
怒りでさえもきっと意味がある、と捉えると
思わぬ良い未来に出会えたりします。

虫も人も明るいところに集まってくるもの。
運もそう。
大切なのは「考え方」です。

私は成功者には程遠いですが
病院のベッドで寝ていたときのことを思えば
今の環境はとても恵まれていると思います。

自分の感情や経験をどう扱うかで
自分の未来を変えることができる。
その真実を実感する日々です。

劣等感やネガティブな経験も
ポジティブな感情もすべて成長の糧へと活用し
残りの命の時間を生きたいと思います。