私が過去に経験したことが

どのようにして今の私の人生に

意味を持つようになったのか

少しだけお話ししたいと思います。



■私の体験
私は未成年時代にがんを患い

その結果として右足を失いました。

この出来事は

私の人生に大きな影響を与えました。


障害者としての生活は

多くの困難や挑戦を伴います。


日々の生活や仕事、社会的な活動において

常に「普通」の人々とは異なる視点から

物事を見なければなりませんでした。

しかし、これらの体験が私にとって

全くの不幸であったかと言えば

実はそうではありません。

 

このことに気付くまで

不幸だと思っていました。

でも本当は違っていたのです。


むしろ、この経験が私に与えたのは

他人に対する深い共感と理解

そして強い精神力でした。

 

■過去の経験が教えてくれたこと
過去の経験は私たちにとって

重要な学びの機会です。

私が障害を抱えながらも

前向きに生きることができたのは

以下の教訓を得たからです。

1. 過去は変えられないが未来は自分次第
がんになったこと足を失ったことは

変えられない事実。

しかし、その事実をどう受け止め

どう活かすかは

結局、自分次第でした。

 

私はこの体験を通じて

障害の種類を問わず、同じような

境遇の人々のチカラになりたいと

強い思いを抱くようになりました。

 

そして、それが現在の仕事や生き方に

大きな影響を与えています。


人生にムダなことは

実はそんなに無いんだなと

そんなふうに思うことができました。

 

2. 自分を受け入れる
一時期、自分の障害を持つ身体を恥じ

自分を他人と比較して落ち込むことがありました。


しかし

自分のユニークな価値を認めることが

できるようになってからは

「他人との比較」をやめ

「自分自身を受け入れる」ことができました。


これにより、自信を持って生きることが

少しずつできるようになりました。



3. 困難は成長への絶好の機会ととらえる
困難や逆境は、私たちを成長させるための機会。

私ががんと闘い障害を克服する過程で学んだことは

他のどんな経験よりも私を強くしてくれました。


困難に直面したとき、それを乗り越えることで

得られる成長をイメージするようにしました。

 

まとめです。
 

私の体験を通じて

「すべての出来事には意味がある」

それをどう捉えるかは

「自分次第である」

ことを学びました。

 

過去の出来事がどんなに辛くても

それをポジティブに捉えることで

未来はより良いものになります。

自分に起きたすべてのことに意味を見出し

前向きに捉えてみることです。

 

それらの出来事は

振り返ってみるときっと

意味があったことに気づくはずです。


困難への向き合い方で

未来へのステージを上げてくれる

必要な出来事が与えられていると

ポジティブに受け止めてみましょう。

 

そして、その反省や気づきが、

これからの人生をより豊かにする

大切な鍵になると思います。



最後までお読みいただき

ありがとうございました。


感謝します。