誕生日の話ではありません。

2011年に創業したわが社は本日10月31日をもちまして3期目を終了し、あしたから4期目を迎えさせていただきます。

これもひとえに支えていただいた皆さんおかげです。

そして家族のおかげです。

本当に本当に感謝しています!!!



■ 念願の法人税が払えることに

3期目の目標のひとつに「法人税の納税」がありました。
これも無事に達成、黒字決算で締めくくることができ、しっかり納税できることになりました。

1期目は大赤字。
空き家活用の必要性を感じて、意気込んで会社を始めたものの大出血。
会社をたたもうか本気で悩みました。

2期目にようやく仕事をいただけるようになり売上げも上がっていきましたが、1期目の赤字を繰り越したので2期目の法人税もやっぱりゼロでした。
(1期目同様、法人住民税の均等割7万円は払いましたが…)

そして3期目は過去最高の売上げをあげることができ利益も出ました。

繰り越した赤字も一掃でき、利益計上できたので法人税が払えます。

(国内の中小企業の7割が赤字だと言われていますから、零細企業が利益を出すということは簡単ではないことがご理解いただけるかと思います)



■ なんで法人税を払いたいのか

税金を払いたくない方からすると、税金を取られる私が喜んでるかのように見えて違和感を感じると思いますが、これにはちゃんと理由があります。

法人税を払うには利益が出ている必要があります。(法人税を払いたくなければクルマでも買って利益をゼロにすればいい)

分かりやすくいうと、

利益の半分を税金で払っても半分は「貯え」として会社に残ります。

利益をゼロにしたら税金もゼロですが、会社に残る「貯え」もゼロですよね?

これは大事ことだと思うのです。

会社に「貯え」があれば景気が悪くなっても持ちこたえやすくなります。

一般家庭でも同じで貯金がない状態って不安ですよね?

貯えがあるということは、つまり強い会社になっていくということ。

縁あって仕事をくださったお客様のためにも会社が存在し続けることは大事だと教わりました。


別の角度で見た場合、例えば銀行さんから見た場合は、法人税を払っている会社は利益を残している会社なので融資しやすい会社と評価されやすくなる。

低利で融資を受けられれば大きな事業に打って出ることもできます。

逆に、法人税ゼロの会社は利益が出ていない会社だから「事業がヘタな会社」「一年間何やってたの?的な会社」と見られて融資など論外になるワケです。



■ 石の上にも三年は本当だった

このことわざは本当ですね。

3年間あきらめずにやってきて最期に報われました。
(何度も何度もやめようと思いましたが・・・)

NPOの素敵な役員4名、最高のスタッフ25名との出会いもそうだし、福祉業界にも関わるようになったばかりなのに4期目は医療業界への進出も決定。

今年の目標、脱・不動産屋が本当に実現できそうです。

出会った人がすべて素晴らしい人たちでした。
もちろん運も良かったんだと思います。

4期目は飛躍します。

活動の幅を広げ、スタッフの待遇改善のために事業領域と組織拡大を加速させます。

空き家事業は絞込みを行うことで、3倍の売上げと利益を達成します。
(そのため来月より美濃加茂に拠点を出します。空き家相談業務の拠点です)

そしていよいよ福祉の高級化のスタートを切ります。



夢は見るものではなく叶えるものだから。

Nothing is impossible!!