「行いは我にあり、評価は他にあり、我、関せず」


勝 海舟の言葉だそうです。

坂本龍馬の師ですね。



評価するのは周りの人だから決して自分で評価するものではないが、周りの評価に一喜一憂することなく進みなさい、という教えです。

逆に言えば、「評価されないのは自分自身の努力が足らないのであり、自分で頑張っているつもりなら結局それは自己満足に過ぎない」ということになります。



評価といえば、ビジネスに対する評価は残酷なほど明確ですよね。


ビジネスは「お客様が来るか来ないか」や「お客様が買うか買わないか」で決まります。


お客様に評価されていれば黒字になるはずですが、実際は赤字なら「自分の何ががおかしい」と思うべきです。



よく「こんなに頑張っているのに」という人がいますが、そんなことを考えたところで何も解決しません。


周囲(お客様)に評価されていないなら評価されるために知恵を絞るべき。

周囲のせいにしているうちは事態は悪くなるばかりで何も変わらないのです。



こう考えると、ベースとなる大切な考え方が見えてきます。


素直さ、感謝の心、正しく生きる。

私たちが子どもの頃に教わった極めてプリミティブな価値観がベースにないとダメだということです。


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この記事は2012年03月12日に書いたブログのリライトです。

記事を書いた当時は起業して半年近く経ったころでした。

そろそろ夢や希望が打ち砕かれ現実に苦しみ始めたころでもありました。