最近、トイレが気になる。



やけに気になる。



トイレの扉の開き方が気になるのだ。



(つまり「おっきい方」)



日本のトイレって基本的に狭いんだが、狭い上に扉が内開きになっているトイレがある。



最近は、広いトイレも増えているが。



ビルやマンションの1階に入っているような飲食店舗のトイレはたいてい狭い。



人の入る空間を無視しているのではないかと思うくらい狭い。



そして、トイレに入ると洋式便座がドーンとあるのだが、



扉が内開きだと扉を開けてトイレに入る瞬間、非常に狭い空間に立たなければならなくなる。



そうするとトイレによっては、あやうく便座にズボンが付きそうになる。



かなり危険な状態にさらされることになる。



便座が除菌されたクリーンな状態なら納得がいくが、



基本的に見分けがつかない場合が多い。



テレビで除菌の商品のコマーシャルでバイ菌がうようよしている絵が出るが、



こういうシチュエーションの場合、あのバイ菌たちを想像する人は多いと思う。




もし、




もしも、




前に使った人の〇〇〇が付着していたら大変である。




おろしたばかりのスーツ(パンツ)や、




お気に入りのジーンズを履いたときに、




こういうトイレに出くわすと、これから起こることに不安になる。




そして、アクロバティックな体制で入室しなければならない試練との戦いが始まる。



事が済んで、水洗レバーを操作して、バイバイしたあと、出るときも同じ状況が待っている。



アクロバティックな体制で退出するのである。



思うに、外開きにしないのは事故防止のようだ。



トイレの中にいる人が扉を開ける際、



トイレの向こう側に人がいたら怪我をする可能性があるためだ。



そうに違いない。



でも、内開きにもメリットがある。



誰でも経験があると思うが、



突然、出産(?)が襲ってきた場合を思い出して欲しい。



あわててトイレに入ったら、鍵を閉め忘れるなんてこともあるかも知れない。



人間だから間違いはある。



オレは完璧だが、間違うこともあった。



内開きなら、突然、扉を開けられても扉が足に当たって止まるから、



大事な出産シーンはすべて見られずに、一応、セーフだ。



これが外開きだったら大変なことになるに違いない。



ここからは想像して欲しい。



でも、大人のオレならそんな場面でも、



「あ、こんにちわ(笑顔)」



こうやって、大人の対応が可能だ。



可能なハズだ・・・。



やっぱり狭くても内開きのほうがいいな。