ボトックスのメンテナンスデー。おでこのシワは手強い。やるたびに学びがある。 | あなたの肌を若返らせたい!形成外科医の独り言です。

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形成外科専門医 服部友樹です。服部形成外科・皮ふ科院長。得意技は、あざや、赤ら顔のレーザー治療。全国から来院されています。沢山の治療経験の中で最適の治療を追い続けています。


 

ボトックスのメンテ

定期的なメンテ

通称ボトメン



 

ボトックスは

奥が深く、難しい。

誰が施術しても同じ結果にならない

どこに、何単位打つか 

やはり経験と勉強による。



ボツリヌス治療は

昔に習ったことから

かなり知識が

アップデートされ続けてきました。



10年ぐらい前よりも

必要とされる単位数がどんどん減ってきた。

眉間はいまは10単位でも十分と

実感しています。

人によって多少の増減はありますよ。


 

施術前


 

施術後


これはかなり難しい期待に応えた例です。

かなり攻めてます。

信じられないかもしれませんが、

両方の写真とも全力でおでこのシワを

作ってもらっています。



前額部、おでこのボトックスは

とても難しいです。

自分が長い間ボトックスと向き合ってきて

一番難易度高いなと感じています。



前頭筋は筋肉量も多く、

打たなければいけない範囲も多い。

おでこの大きさは個人差が大きく、

広い人も、狭い人も。

経験と知識とあとはセンス。

少なめの単位でうって、足りなければ

タッチアップが正しい治療です。



また、おでこボトックスは

眼瞼下垂がある人にはできません!

打つことにより、眼瞼下垂が

顕在化します。




昨日は覚王山秋祭り。



日中開催でしたので、

土曜日は外来で行けず、

日曜も日中は日差しが強すぎで行けず。

とっても残念。

人に当たってしまい日傘がさせないので。

断念しました。



紫外線を浴びた後の自分の皮膚の状態や

酒さの患者さんの状態も見させてもらって、

紫外線が皮膚病を悪化させるのを

実感する毎日です。