飛騨古川、蕎麦正なかや飛騨古川にきました。霞橋です、重厚でめちゃカッコイイのです。白壁土蔵街本光寺、立派な寺です。ここには「女工哀史」で有名な野麦峠の文学碑があります。幼い少女たちが過酷な労働にいやいや連れていかれたのだろうと思っていたのですが、歌碑には古川に集められた少女たちは髪を桃割にし、風呂敷包みを持って「母ちゃん元気でなと」と楽しい遠足にでも行くように出かけたとあります。美味しそうなそば屋がありました。トトロの雪だるまに誘われました、入ってみます。木版画のおしながきもりそばに辛味大根おろしをつけました。めちゃ美味しい蕎麦でした。素朴な街並みが好きな年配者が訪れる通好みの観光地だったのですが、2016年に「君の名は」(新海誠監督)というアニメ映画の舞台となった消えた町、糸守町が飛騨古川をモデルとしてから聖地巡礼の観光客が増えてきています。ここからのシーンも印象的でした。素晴らし映画でまた観直したいと思います。観光客が増えた割に本数の少ない高山線です。特急ひだの自由席は乗車率80%くらいでした。