【はっとの勝手に名画鑑賞会】
第520回「ストップ・メイキング・センス」(1984)
今回の衆議院選挙を経て思うのは、自分は
つくづくマイノリティなんだなぁってことでした。
そんなマイノリティな僕が今回鑑賞したのは1984年公開、あの「羊たちの沈黙」のジョナサン・デミ監督作品、「ストップ・メイキング・センス」です。
史上最高のライブ映画として誉高い、
トーキング・ヘッズのライブをそのまま撮った
ドキュメンタリー映画です。
たいがいライブ映画ってライブの合間にインタビューだったりイメージ映像を挟んだりしますが、この作品はそんな小細工一切ありません。
沖縄NICE映画祭の実行委員長のカノーさんが、
この映画公開当時のトーキング・ヘッズの来日公演を観ているという話を聞いて、久しぶりに鑑賞したのですが、抜群に良かったです。これを生で観たカノーさん、羨ましいですね♪
若い頃、同じデビッドでも、バーンではなく
ボウイに興味があった僕は、何となくトーキング・ヘッズに距離を置いていました。
インテリの匂いというか不良性を感じないというか、自分の肌には合わないと思い込んでいたんですよね。
でも改めて観ると、デビッド・バーンの表現はめちゃめちゃ尖っていると感じました。
それは実は最近のバーンの活動を記録した
「アメリカン・ユートピア」を観た時も同じように感じたんですね。
とにかく観せ方が上手くて、全く飽きさせることがない彼のパフォーマンスはほんとに素晴らしいと思います。
歌詞も、はっきり言って難解ではありますが、
考えるな!感じろ!と言われてるようで、さらにそこには深遠なメッセージが横たわっている。
(気がする)
そして常にサウンドの下地に流れるアフリカンビートは音楽は容易に人種の壁を越えることが
できるということを体現しているようで、そこもまた素敵なんですよね。
ブライアン・イーノが惚れ込んだもう一人の
デビッドの才能を、今更になって思い知る
そんな鑑賞体験になりました(^。^)
カノーさんありがとう☆
ちなみにライブの途中に差し込まれる、トム・トム・クラブのパフォーマンスもとても良くて、その曲調を聴くとトーキング・ヘッズにしろ、トム・トム・クラブにしろ、当時の日本のニューウェイブ系のアーティストに与えた影響は計り知れないと、改めて思いました♪
今聴いても可愛くて、オシャレで、
尚且つ、80年代を象徴するようなサウンドですもんね。
【人生はまるでロード・ムービー、
次回も一緒に過去に置き忘れた
宝物を探しに行く旅に出ませんか?】
それでは、また(^_−)−☆
