【はっとの勝手に名画鑑賞会】
第515回「シェルブールの雨傘」(1964)
1964年公開、ジャック・ドゥミ監督作品、
「シェルブールの雨傘」を鑑賞しました☆
主演はカトリーヌ・ドヌーブ、音楽は
ミッシェル・ルグランと前々回観た「ロシュフォールの恋人たち」と同じ布陣で製作されています。
こちらのシェルブールの方が先に製作されて
いるので、本来先に観なきゃいけなかったんですけどね(笑)
まあ、何にしても特殊な映画で全編セリフを
歌っている、いわゆるレチタティーヴォ方式が
取られていて、ちょっと慣れないと観ずらい感じがあります。
歌唱は全部吹き替えだそうです。
そんな中、この映画のメインテーマ的な旋律が
要所要所にリフレインされるわけですが、聴いた途端に「これ、知ってる!」と感じるくらい
耳馴染みのあるメロディなんですね。
「禁じられた遊び」とか「第三の男」に
匹敵する映画音楽の金字塔的なメロディだと思います。
ロシュフォール同様、色彩にとことをこだわった映像も素敵だし、そんな中、とにかくカトリーヌ・ドヌーブの美しさが際立ちます。彼女の出世作であり、代表作であるのもうなづけますね。
テーマは戦争が引き裂く恋人たちの悲劇であり、似たようなテーマの作品はたくさんありますが、あまり湿っぽくならずに、スタイリッシュにこの重いテーマを消化することに成功してるのが逆に稀有な感じがします。
これでもちゃんとメッセージは伝わりますからね。
第17回カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞したそうですが、確かに映画的な価値の高い名作だと思います。
僕はロシュフォールより、シェルブールの方が好きだなぁ。。。
【人生はまるでロード・ムービー、
次回も一緒に過去に置き忘れた
宝物を探しに行く旅に出ませんか?】
それでは、また(^_−)−☆
