SWAMPSよもやま話】

第四話

「ギター浜野基永との出会い編」


アメリカでバカウケをして、

俺以上に凄いアーティストはいないと

もはや怖いものがないくらいの

勢いで帰国した僕でしたが(笑)

それからほどなくして

その鼻っ柱をへし折られる

ような出来事に遭遇します(>_<)


友人のミュージシャンに

「凄いイベントがある」と

誘われて鎌倉の海沿いにある

「ヴィーナス」というお店で

開催された「アコースティック・キャンプ」

というイベントに足を運んだ時のこと。


最初、しょせん名も知らぬ

ローカルなアーティストが

集まった、たいしたことない

内容だろうと、たかを括って

そのイベントを観ていました。


そしたら尋常じゃない歌の上手さの

ハイクオリティな

アーティスト達が次から次に出て来て、

イベントの進行と同時に

アメリカで築いたはずの

自信がガタガタと音を立てて

崩れていくのが分かりましたσ(^_^;)


その時の出演者は

主催の端山龍麿さんを筆頭に

テミヤンさん、畠中裕一さん、

森田哲朗(現てつろう)さん、

杉山まさやくんコンタくんなど

錚々たるメンバーだったのです。


この方達は今もバリバリ現役で

活躍してる方が多いので、

調べて頂ければ

どれだけ凄い方達なのか

分かって頂けると思います。


その時に、森田哲朗さんの

横でギターを弾いていたのが

現在のSWAMPSのギタリスト

浜野基永さんでした。



そんな凄いイベントに唖然と

しながらも、浜野さんが

醸し出す、ルーツロックな音と

雰囲気に、この人はきっと俺とやったら

楽しいはずと、

そんな勝手なことを考えて

いたのでした(笑)


その後、友人の勧めもあり

この「アコースティック・キャンプ」

に出演させて頂く機会を頂き、

背水の陣で挑んだわけですが、

がむしゃらにできることは

すべてやった感じだったので、

結構評判が良く、

そんな凄い先輩方にお世話になる

きっかけとなったのでした。


そのライブの後に

浜野さんが「君の曲良いよね」と

褒めてくれて、

しめしめと思ったわけですが(笑)

その後の彼との経緯は

また次回の話。