【はっとの勝手に名画鑑賞会】

474回「エイリアン2」(1986


前回の「エイリアン」に続いて、

1986年公開、ジェームズ・キャメロン監督作品「エイリアン2」を観ました。



ホラー色が強かった「エイリアン」とは

打って変わって「2」はアクション満載の

SF巨編となっています。


グイグイ観るものを引き込んでいく

キャメロンの脚本と演出は

冴え渡っていて、

めちゃくちゃ面白いんですが、

「エイリアン」が醸し出していた

美学や格調の高さは薄まって

しまった感じですね。


やはりそこは

リドリー特有のマジックだった

ことがよく分かります。


どちらが大衆受けするかと

言えば、圧倒的に「2」なのでしょうが、

でもやはり「エイリアン」の

マニアックさは捨て難いし

孤高な作品であると改めて感じました。


この「2」が

シリーズの中でシガニー・ウィーバーが

唯一、銃器を使用する作品であるのは

彼女が「銃使用反対論者」で

あることに起因しているそうです。

この作品でも使用をかなり

渋ったそうです。


フェミニズムも件もそうですが、

社会的な影響力もしっかり

考えた上で役を演じる彼女は

カッコいいですね。

な、わりにシレッと

「ギャラクシー・クエスト」みたいな

作品にも出演してしまう

シャレの効いた感じも素敵です。


マイケル・ビーンも出演していたりして、

「ターミネーター」との関連も

深い作品なので、セットで

鑑賞すると良いかもしれませんね。


【人生はまるでロード・ムービー、

次回も一緒に過去に置き忘れた

宝物を探しに行く旅に出ませんか?】


それでは、また(^_−)−☆