【はっとの勝手に名画鑑賞会】

463回「まわり道」(1975


1975年公開、ヴィム・ヴェンダース監督作品、

「まわり道」を観ました。



「都会のアリス」に続く、彼の

ロード・ムービー三部作の二作目。

三部作の中で唯一のカラー作品となっています。


「都会のアリス」を観た後、すぐ観たかったのですが、なかなか見つからず、

こんなに間が空いてしまいましたが、

やっと観ることができました。


主演は「都会のアリス」に

引き続き、リュディガー・フォーグラー

です。

作家志望の青年が、いわゆる自分探しの

旅に出ながら、いろんな人と出会い、

お供を増やしていくという、

ちょっと桃太郎的な内容ですが(笑)

特に鬼は退治しません。

いや、するかも?


出色なのは、これがデビュー作となる

当時13歳のナスターシャ・キンスキーの

輝きですね。

そこに居るだけで、すべてを

持っていってしまう魅力は

このデビュー作から顕在です。


ヴェンダースの映画人生の

最大の功績は、もしかしたら

ナスターシャを世に出したことかも

しれないですよね。


ロード・ムービーには珍しく

あまり車には乗らず

ひたすら歩く場面が多いんですが、

なんかそれが、この映画自体の

タイム感をよく表していて

味わい深いです。


自分探しの果てに、主人公が

つぶやく言葉が

自分探しという行為の真理の

ような気がして興味深いのです。

自分探すなら、面白い映画でも

探した方が良いんじゃないか?

と個人的に思ったりしますが(笑)


さあ、三部作ラストの「さすらい」は

どんな感じになるのかな?

楽しみです(^^)


【人生はまるでロード・ムービー、

次回も一緒に過去に置き忘れた

宝物を探しに行く旅に出ませんか?】


それでは、また(^_−)−☆