【はっとの勝手に名画鑑賞会】

394回「独立愚連隊」(1959


1959年公開、岡本喜八監督作品、

「独立愚連隊」を観ました。



戦争映画と西部劇をミックスした

岡本監督の意欲作。

反戦意識が強い岡本の作品のわりには

娯楽に徹している感じで

あまり反戦的な趣向は

伝わって来ません。


ただ、この作品で培った

戦場描写の技術が

その後の「日本のいちばん長い日」や

「激動の昭和史 沖縄決戦」

などの作品に生かされている

のは間違いないと思います。


まあ、アメリカの「コンバット!」

よりも早い時期に

娯楽の要素をプラスして

戦争を描くということに

踏み出した岡本の勇気は

凄いとも言えますね。


あまり知名度のない俳優を

輝かせることに長けた

岡本監督ですが、

今回も和製チャールズ・ブロンソンこと

主演の佐藤允が

抜群に良いですね。


なぜか、三船敏郎が

かなり少し気の触れた妙な

軍人役で登場するのも興味深いです。


岡本と三船は仲が良いんですよね。


鶴田浩二を始め、

アイドル並みに可愛い

雪村いずみや

なぜか古さを感じさせない

江原達怡、

そして後の風車の弥七

こと中谷一郎など

多彩な顔ぶれの中、

なんと!ミッキー・カーチスまで

出演しています。


テンポは良いものの、いまいち

ストーリーが分かりにくい

のが残念ですが、

やはりこの斬新なテイストは

観客には衝撃的だったらしく、

映画は大ヒットしたようです。


そして、その後もこの路線で

岡本は突き進むのでした。


【人生はまるでロード・ムービー、

次回も一緒に過去に置き忘れた

宝物を探しに行く旅に出ませんか?】


それでは、また(^_−)−☆