【はっとの勝手に名画鑑賞会】

385回「暴力教室」(1955


最近は木暮実千代にうつつを抜かして

いた関係で、古い邦画ばっか

観てましたが、久々の洋画です。


1955年公開、リチャード・ブルックス

監督作品、「暴力教室」を観ました。



この映画、いろいろ重要な

要素があり過ぎるわけですが、

順に挙げていきましょうね。


まずはやっぱ主題歌でしょう。

ロックロール時代の幕開けの

ある意味ファンファーレ的な

曲、ビル・ヘイリーの

「ロック・アラウンド・ザ・クロック」

が使用されているんですね。


この映画の主題歌となった

ことで、大ヒットに繋がった曲なので、

映画はもちろん、ロックの

歴史にとっても非常に重要な

作品なのです。


そして、不良学園物の

エポックメイキング的な内容であり、

この映画がなければ、

「東京リベンジャーズ」や「ごくせん」

はおろか「金八先生」も生まれ

なかったかもしれません。


主演は当時のモテ男俳優、グレン

・フォードですが、

生徒役に、なんと!

「コンバット!」のヴィック・モローと

「夜の大捜査線」の

シドニー・ポワチエがライナップ

されているんですね。

二人とも、これが映画デビュー作ですが、

まさに存在感有りまくりの

名演を繰り広げています。


原作はエヴァン・ハンターですが、

実はこの方、いろんな

ペンネームで作品を書いていて、

エド・マクベイン名義で

書いた「キングの身代金」は

あの黒澤明監督の傑作、

「天国と地獄」の原作なんですね。


こんだけの重要な要素が

ある上に、さすが

「冷血」を製作した

ブルックス監督の演出、編集

などの手腕も冴え渡り、

非常に締まりがある

クオリティの高い作品に

仕上がっています。


これを観ずして、映画ファンは

名乗れないくらい

マストな作品ですね。


正座して観ましょう(笑)


【人生はまるでロード・ムービー、

次回も一緒に過去に置き忘れた

宝物を探しに行く旅に出ませんか?】


それでは、また(^_−)−☆