【はっとの勝手に名画鑑賞会】
第380回「青い山脈」(1949)
1949年公開、今井正監督作品
「青い山脈」を観ました。
主演は大スター、原節子です。
しかし、この作品、ちょっと群像劇
的な面もあり、原以外の出演者、
龍崎一郎、池部良、杉葉子、若山セツコ、
伊豆肇などがキラリと光る
演技を披露してくれます。
特に芸者役の木暮実千代が
抜群に良いのです。
あまりに良いので彼女について
調べてみたら、慈善家というか
、多くの人に慕われた人間的にも
とても素晴らしい方だったようですね。
その懐の深い感じが、この
役柄にも投影されていて
見事なんですね。一気に
ファンになりました。
男女交際が学校を揺るがす
大問題に発展してしまうという、
今となっては考えられないような
ストーリーですが、
終戦後、まだ4年ですからね。
まだまだ封建的な考え方が
跋扈していた時代だったんでしょうね。
それから70年くらい経つと
学校の問題は「ソロモンの偽証」
レベルのエグさになって
しまうという、時代の流れは
恐ろしいですねσ(^_^;)
映画と同様に有名なのが
藤山一郎が歌う主題歌ですね。
作詞は童謡作詞の開祖、
西条八十、そして作曲は
「蘇州夜曲」の服部良一です。
原作は戦前戦後に
青春物小説を多く発表した
石坂洋次郎です。
最後にちょっと疑問が残ったのは
歌詞を読めば「青い山脈」という
タイトルは理解できるんですが、
映画だけだと、なぜ「青い山脈」
なのかがいまいちよく分からない
んですよね。
小説読めば分かるのかな?
元々、前編、後編ってことで
分けて公開された作品
みたいなんで、
まとめて観ると結構長丁場で
大変ですが、とても面白いので、是非♪
あれ?
そう言えば「ソロモンの偽証」も
前編、後編だったな。
もしかして、「青い山脈」の
オマージュ的な意味合いもあったりして。
【人生はまるでロード・ムービー、
次回も一緒に過去に置き忘れた
宝物を探しに行く旅に出ませんか?】
それでは、また(^_−)−☆
